ラジオ・コバニの作品情報・感想・評価・動画配信

「ラジオ・コバニ」に投稿された感想・評価

トルコ国境付近にあるシリアのコバニ。
ISとの戦闘により瓦礫と化したこの町でラジオ局を運営する女子大生が主人公。
死体がごろごろ登場しかなりショッキング。
銃撃シーンの空気感もリアル。
やるせない。
前半に目を覆いたくなる無数の損傷の激しい遺体が映し出されるシーンがあり、ドキュメンタリーとはいえ、直視できなかった。
反面、本当にドキュメンタリーなのかな?と思う見やすい一面もあった。
希望のあるラストだった。
hiropon

hiroponの感想・評価

3.6

2016年 オランダ製作 〜 トルコ国境に近い
シリア北部のクルド人街コバニ …… そこに
住む人々が 戦後の街を復興させると言う
ある意味 新たなもう一つの戦争に立ち向か
う姿を追ったドキュメンタリー映画 _ 🇳🇱

ウクライナ ロシア戦争でも 毎日テレビメ
ディア等で ゼレンスキー大統領が 自ら国
民に訴えることで〜 戦士や国民に 大きな士気や連帯感を与えていることは 見ているだけでも物凄く 伝わってきます …… 👏🏻😌✨

本作は コバニに住む女子大学生が立ち上げた ラジオ番組「おはようコバニ」🎙🎶 …… 街の復興や再建する為に奮闘する人達へ 勇気や士気 市民の連帯感や 夢 希望 をひたすらに送り続ける姿を描いたドラマに熱い思いがします…… 👏🏻🥹✨

戦争で 何もかも無くした人々にとって 唯一毎日流れるラジオ番組が 与える力 やその影響力の凄さは 同じ戦争の中で新たに育まれていく姿と重なり 人間の強さも改めて知らされた様にも僕は感じたりしたドキュメンタリー映画でした ……✨✨


✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
くりふ

くりふの感想・評価

4.0
【やっぱり死体がいちばん雄弁だ】

先日『ラッカは静かに虐殺されている』をみた流れでこちらも。

同じシリアで、ラッカから北西にあるコバニという街が舞台。2014~16年の撮影で、『ラッカ~』から少し前ですね。

ISによる占領から解放へ、しかしトルコとの緊張は続く…日々が綴られますが、『ラッカ~』との一番の違いは、監督も被写体もクルド人、という点でしょうか。

破壊されゆく自身の街で、仲間とラジオ局を起ち上げ毎日、情報と想いを伝える健気なDJ女子…というアウトラインを予想し、当たってはいたが…生易しいものじゃなかった。

まず、監督独りが人民防衛隊に同行して撮ったようだが、ISとの市街戦がハンパなく展開されます。

多分撮っててハイになったのでしょう。カメラが敵を捉えようと、敵の射線上に出るんですね。弾、当たるぞと焦りますが、これが本物の戦争記録なのだ、と襟を正してしまう。CGで誤魔化すのとはわけが違います。

また、瓦礫に埋まる遺体の回収記録を延々と映します。容赦ないです。黒ずんだ骨付きの肉片。殆どが人としての原型を留めていない。しかし改めて、死体こそが戦争を雄弁に物語る、と戦慄します。

映像ではわからないが途中でハッとするのが“臭い”。作業員は当然マスク姿だが、子供らしい好奇心で見に来た少年が、ずっと鼻を抑えている。腐敗臭がもの凄いのでしょう。

が、放置すれば伝染病の源ともなるのだから、それが敵の死体であっても放置はできない。作業は延々続く。『ラッカ~』にはなかったこの件は強烈に刻まれました。自分や、自分の周囲の人たちは、こうなって欲しくない。…こうはさせたくない。

…タイトルからは裏切られる、上記だけでもみた甲斐がありました。

復興に向け、二歩進み一歩下がる…ようなコバニの日々を、私設ラジオ局からの音楽と、女子DJの声が潤してゆく流れは心地よく、彼女がある転機を迎えるエンディングも爽やかでしたが、現実はそれで終わらないですからね。

劇映画的演出が含まれるも、これがドキュメンタリーである、業のようなものが、終わってもずっと尾を引きます。

そして、本作がオールクルド人映画であることに、『ラッカは静かに虐殺されている』後のラッカ事情をみた時…複雑な思いに囚われます。

<2018.5.21記>
まきし

まきしの感想・評価

3.5
2022/04/26 U-NEXT 777作品目
ISに支配されていたシリア北部の街コバニ。2015年に解放され、悲惨な戦闘による瓦礫が多く残る街で、20歳の大学生ディバロンは自らラジオ局を立ち上げ、ラジオを放送することにする。その放送は街に少しずつ日常と希望を戻していく様子を捉えたドキュメンタリー。

2014年から3年間、コバニでの戦闘や復興の様子を撮り続けたレベー・ドスキー監督。劇中ではその銃撃戦真っ只中の様子も映していて、ISに対抗するクルド人部隊が実際に敵と銃を撃ち合う姿があります。過激すぎてその発砲先も上手く撮れないくらい恐ろしいもの。ここだけでも戦闘のリアルな恐ろしさが味わえました。

銃撃だけでなく空爆やロケットランチャー、手榴弾による爆撃。それで建物は軒並み破壊されまくり、残ったのは瓦礫の山と死体だらけ。その死体を回収する場面も無修正で損傷の激しいものが映るので、苦手な方はキツいと思います。

戦争では誰が勝者ではなく誰もが敗者。争いは悲劇しか生まないというのは、昔も今も同じというのを改めて思い知らされます。

そんな街を元気付けたい思いでラジオを始めたディバロン。自身もこの戦争で生活を追われた1人。だからこそコバニの復興の一端を担いたい気持ちが見えました。

ドキュメンタリーなので演出的なものはなく、淡々と現地での出来事を映し出した内容。ですが今の情勢を考えながら見ると色々と込み上げてくるものがあります。1時間そこそこの短さですが、見て良かったと思える作品でした。
Chad

Chadの感想・評価

3.5
これは安易な気持ちで観てはいけない。それなりの覚悟が必要である。なかなかヘビーな作品。
感情が死ぬ、まさにそれが戦争。

末端の現場で戦っている兵士らはなんで争っているのか知らないことも多い。嘘を教えられていたり洗脳されていたり。それで殺し合うんだからいたたまれない。

破壊される前はきれいな街だったんだろうなぁ。
ところどころ子どもたちの楽しげな映像がせめてもの救いか。

ドキュメンタリーは現実を教えてくれる良さがうりだけど、映画にするならもう少し語られた方がよかったかなぁと感じた作品。


『私はドキュメンタリーが好きである。
動物や環境、犯罪、スポーツなど、ジャンルは何でも興味深い。
ドキュメンタリー映画が手元にあったら少なからずテンションが上がる。
また次の作品を求めゆく…』

AB級(ランク詳細はプロフィールに)
SJ

SJの感想・評価

4.0
ISとの戦いで瓦礫と化したコバニで手作りのラジオをはじめたディバロン。
ラジオから聞こえる「おはようコバニ」という声は人々の支えになった。
【戦争に勝者などいません。どちらも敗者です】これからこの街に産まれてくる子供達に向けて残された言葉達。
今世界が観るべき物語。
すし郎

すし郎の感想・評価

3.7
そんじょそこらの大学生じゃ、これほど勇気あるラジオをやれないだろうなぁ。自分含め。

見るに堪えないシーンが多々あり、現実世界で起きてる凄惨な出来事に目を向ける大切な機会。いま起きている国同士の争い、「戦争に勝者はいない」と刺さるメッセージに、刺さる映像も。
baklavaaaa

baklavaaaaの感想・評価

3.5
2022-58作品目

瓦礫の中からでる死体と、クルアーンが衝撃的。アッラーの求めるジハードの形は時代を越えて現代で解釈しし続けているが、悲惨な状態になることを望んでいたのか。クルアーンがあんな状態になっていることをどう思うのか。
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