アガサ・クリスティー原作、富豪の家族をめぐる殺人事件を描くミステリー。
原作は未読。アガサ・クリスティー自身が自分の最高傑作の一つとして挙げてるそうで。
いざ観たら、別のミステリー作家の某作品を思い出してしまったなあ。
クセのある富豪一家、私立探偵として捜査を頼まれる主人公、捜査を依頼する富豪一家の一員でもある元恋人。
と、人物が入り組みつつアクが強い人物ばかりなのは、いかにもアガサ・クリスティー作品という感じ。
私は探偵役のマックス・アイアンズが結構好きなので楽しく観たけれど、「もっと有名な俳優が複数人出ていたらなあ」と思う人もいそう？
（『オリエント急行殺人事件』やアガサ・クリスティーを意識してるであろうミステリー映画『ナイブズ・アウト』が豪華キャストだから余計に。）
みんながみんな怪しく見える王道ミステリーな展開、もっと評価されてもいいと思う…
ただ、ラストは呆気なく感じたかな。原作も同じ展開なのかもしれないけれど。
