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ゲッベルスと私のWGのレビュー・感想・評価

ゲッベルスと私(2016年製作の映画)
3.7
ゲッベルスの下て働いた102歳の女性の独白を淡々と追う中に資料映像がさ仕込まれる。私は悪くないユダヤ迫害は知らなかった。記憶や語りの信用できなさを無慈悲なまでに描く。興味深いのはナチスが1943年の段階で餓死したユダヤ人を穴に埋めるプロパガンダ映画を作っていたこと。あまりにショッキングなので非公開だったらしい。そしてニュースVの敗戦後強制収容所を見ることを強いられる善良そうなドイツ国民。ドイツ語のアナウンサーのナレーションは語る。「目をそらしてはならない。けっして忘れてはならない。沈黙するのは共犯者である」
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