まずカメラの前で、話してくれたことに感謝。貴重な映像史料です。
このようなドキュメンタリー映画がもっと観たい。
そして彼女の言葉にある揺らぎ。
その揺らぎこそが、20世紀のドイツを生き抜き、凡ゆることに整合性をつけてきた彼女らしさだと感じた。
それは鈍感力であり、また強かさでもある。
私は彼女の言葉から何を学べるだろうか。
「知らなかった」という言葉で自分を守り、無関心であることに安住する人間ではありたくないと思う。
しかし私が彼女だったら…同じように生きていた可能性を否定できない。考え続けたい。