ゲッベルスと私の作品情報・感想・評価

ゲッベルスと私2016年製作の映画)

A German Life

上映日:2018年06月16日

製作国:

上映時間:113分

あらすじ

「ゲッベルスと私」に投稿された感想・評価

hiro

hiroの感想・評価

3.7
見終わった後、どっと疲れる。
ポムゼルさんの矛盾や葛藤、諦観などの心の動きが印象的だった。

あと映像が持つ力って、やっぱりすごい。
かなりショッキングなカットも含まれています。
ぜりー

ぜりーの感想・評価

4.1
独白の合間に挟まれるホロコーストの映像。画面に映されるゲッベルスの言葉もこの映像の前では空虚というか薄っぺらいというか…。
 しわくちゃの婆さんが、モノクロのアップで淡々と語っていくのだが、しだいに恐ろしくなってくる。
 第二次世界大戦当時の宣伝映画や記録フィルムの挿入は、このドキュメンタリーの監督によるもので、それによりナチス・ドイツがどんなことをしてきたのかが突きつけられる。
 宣伝相ゲッベルスの秘書だった彼女は、収容所の存在は知っていたが、そこでの虐殺の事実は「知らなかった」と証言する。
 戦後になってそれを学んだはずだが、当時はそうだったと言う。
 責任逃れでなく、そうだったと言ってしまうところに怖さがある。
 監督は、終戦時の連合軍が、ドイツ国民にユダヤ人の焼死体や遺骸を見せている映像も挟んでいる。彼女にもそのように、「残虐な行いを認識してもらう」という責任を込めているのだろう。

 しかし、戦勝に湧くということは、敵国の誰かが死ぬことであり、ドイツの民衆と同じことではないか。
 我々も、自国の行いがわからなかった、知らなかったではすまないのでは。
 悪は凡庸の中に潜むという、ハンナ・アーレントの言葉を思い出した。

 また、近代オリンピックの行進パターンやイベント性を高めたりしたのはゲッベルスである。ヒトラー・ユーゲントしかり、少年たちに誓わせて戦意を高揚させた。
 『民族の祭典』を見ればよくわかる。
 日本のオリンピックはどこへ向かうのか。
 
あやか

あやかの感想・評価

4.0
特に、ポムゼルの証言の合間に挟まれた、ユダヤ人たちの遺体が堀の中に滑り落ちていく映像が衝撃的で、背筋が凍る思いがした。
まよ

まよの感想・評価

4.5
まずカメラの前で、話してくれたことに感謝。貴重な映像史料です。
このようなドキュメンタリー映画がもっと観たい。
そして彼女の言葉にある揺らぎ。
その揺らぎこそが、20世紀のドイツを生き抜き、凡ゆることに整合性をつけてきた彼女らしさだと感じた。
それは鈍感力であり、また強かさでもある。

私は彼女の言葉から何を学べるだろうか。
「知らなかった」という言葉で自分を守り、無関心であることに安住する人間ではありたくないと思う。
しかし私が彼女だったら…同じように生きていた可能性を否定できない。考え続けたい。
癒厭

癒厭の感想・評価

3.5
本当にこの映画を見なかったら知らないことだし、知らなくても生きていけるけど、見て知ったら全然世界が変わる、ドキュメンタリーてすごいなあやっぱり。
ずん

ずんの感想・評価

3.7
見るまでこの人がゲッペルスかと思ってたら私のほうでした
白黒映像の中ずっと彼女があの頃のことを語ります
時々差し込まれる当時の記録映像
油断してたら最後の方に目が覚めました 絶句
ヒト

ヒトの感想・評価

3.9
あの世界・史と現代の断絶を透き通る肉声。
太郎

太郎の感想・評価

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2018/10/13@アミュー厚木 #106
jocx

jocxの感想・評価

3.5
ゲッペルズの秘書103歳の証言、このしわくちゃの女性が見たこと、聞いたこと、感じたこと、を淡々と話す。真実のフィルムが流れる。私は怒りさえ覚える。彼女はユダヤ人にしていた虐殺行為を「知らなかった。」と言った。真実は分からない。その後も、彼女自身がソ連軍の捕虜になりゲットーで過ごすはめにになる。ユダヤ人の友達を探したが亡くなっていたという。確かに彼女が悪い訳ではなく、戦争という狂った時代の波に飲まれたのかもしれない。でも、真実が分かった時「知らなかった」とは言って欲しくなかった。ゲッペルズのことはあまり語られない。当時の真実が語られるのかと思ったけど、結局、言い訳のように感じてしまうのは、私だけだろうか?心の底から亡くなったユダヤ人やレジスタンス、戦争の犠牲になった方に祈りを捧げたい。
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