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シャス・ロワイヤルのtetsuのレビュー・感想・評価

シャス・ロワイヤル(2016年製作の映画)
3.2
勝手にショートフィルムフェスティバル2018!!
(フランス編)

教室から飛び出してきた反抗期の少女。
そんな彼女を見て、映画のスタッフは彼女をスカウトすることに...。

THE 反抗期!!笑
中1少女の複雑な感情が炸裂した一作でした。
この家族あって、この娘。
と言わんばかりに、主人公の家族が落ち着かないこと。笑
彼らとの掛け合いが、
主役のイライラと相まって、
中々カオスで面白かったです。
特に弟は魅力的で、
彼のラップシーンや、
とても優しい性格が垣間見える、
ラストの繊細な表情には注目です。

全体的に絶妙なリアリティで成り立っている一作でもあり、ビデオカメラの前でインタビューを受ける主人公の姿は、とても自然でした!
(さすがに、中学生で、周りがあそこまで経験を積んでいるという話は、日本人の僕としては、別世界だと思いましたが...。笑)

途中で彼らが観ていた映画はなんだったんだろう?
もし、知っている人がいたら、教えてください。笑

キャラクター達は、
なんやかんやで憎めない人間だったので、
映画の撮影のため、
姉弟がパリに行く長編があったら、
是非、観てみたかったです。笑
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