ゆとリーマン

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのゆとリーマンのレビュー・感想・評価

4.0
タランティーノにブラピ、ディカプリオと知れば鑑賞せずには居られない

録画して視聴しようと再生ボタンに手を向けると画面には録画2時間50分の文字が…
時間の長さに躊躇して暫く放置していましたが、ようやく鑑賞

これはタンティーノ作品の集大成と言える作品
映画好きな男が拘りぬいて自分が撮りたい画を、音楽を、演出をノスタリジーに出しきっている

イタリア映画の西部劇に出るのがそんなに落ち目な印象とは知らず
マカロニウエスタンはクソらしい(笑)

ディカプリオ演じる落ち目俳優リック・ダルトンに声をかけるプロデューサー役がアル・パチーノと言うのが洒落てて面白いし
ディカプリオのひとり癇癪も最高に笑えました

タランティーノ十八番な緩急も随所に出ており、特に映画牧場のシーンは何かありそうな緊張感があったがここでは起こらず
怒涛なラストで「これぞタランティーノじゃあ~」と絶叫したくなる展開に唖然茫然となりました