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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのkuのレビュー・感想・評価

3.9
ディカプリオとブラピの真逆キャラ。

内容は、人気が落ちてきたドラマ俳優、リック・ダルトンは、映画俳優への転身に苦心している。彼に雇われた付き人兼スタントマンで親友のクリフ・ブースは、そんなリックをサポートしてきた。ある時、映画監督のロマン・ポランスキーとその妻で女優のシャロン・テートがリックの家の隣に引っ越してくる......というもの。

人気が落ちてきた俳優役をディカプリオ、そんな彼の裏方役をブラピが演じるというのが面白い。現実では考えられないですよ。途中の牧場のシーンや、ラストも徹底的に痛めつけるのが、さすがタランティーノ。ここまでやるとスカッとします。

一応、シャロン・テートとマンソンファミリーについて知っているとより楽しめるかと。後半に進むにつれて、あの事件が映画でも起こってしまうのかドキドキしましたね。

私の中で今作の主役はクリフ。彼がいなくてはリックもどうなっていたか分からないですし、最低限の動きで屋根に登るシーンはこれぞスタントマンって感じが出てますし、体格も良い。また、どんな時も冷静に対応する所はかっこいいですよね😌
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