シャロンテート事件はあまりに凄惨で、この作品は彼女が生きていたらというパラレルワールドみたいなものを描きたかったんだろうかと思うと、壮大なラブレターのようにも感じる作品だった。
やはりあの事件について知っている知っていないかで見え方がうんと変わるので未見の人は辛い事件だが知っておいた方が良いかと思う。
タランティーノ節も健在で、後半のドンちゃんは目が離せなかった。注目に値する作品だと思う。かなり前に見たのを思い出しながらこのレビューを書いているので改めて監督のインタビューや込められた思いに触れて見たいなと思います。