つるみん

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのつるみんのレビュー・感想・評価

3.9
【I try.】

現実と妄想を組み合わせたタランティーノの頭の中で描くストーリー。見終わって考えれば159分終始タランティーノ節が炸裂していたなと思う。クレジットの書体、音楽、カメラ、ストーリーに関係ない会話、急に盛り上がりを見せる後半などなど、まあ裏切らない。これでタランティーノが作るフィクション自体はラストとか噂されているけれど、決して集大成とかそんな感じはしなかった。もちろん予告でもある通り『イングロリアス・バスターズ』のオマージュなどもあるけれど、彼がこれを機に締めくくるような雰囲気は一切ないので、10作目も期待したいところ。

まあどんな無駄な会話であっても、画面上に映るのは超一流のハリウッドスターな訳であって飽きるわけがない。いきなりアル・パチーノ、中盤にカート・ラッセル等、こんな贅沢な使い方はタランティーノにしか出来ないだろう。

主役の2人は素晴らしい。
レオのスマートさが欠けるキャラ増も愛らしく、強すぎるブラピが個人的なツボキャラだった。マーゴの美しさに言葉を失うし、もう最高だった。1969年のハリウッドを舞台にしていることからブルース・リーやスティーブ・マックィーンなども登場してくるオマケ付き。特にブルース・リーvsブラピの対決は声出して笑った。

好きなシーンがたくさんあるけれど、やはりラストの展開にはさすがタランティーノと言うべき。「いや、笑うじゃん、そんなの…。」という展開。あれ何度見ても笑うと思うな、最高。

まあ英字幕もないわけであって100理解した訳ではないから、日本帰ってどのように訳されているか確認しながら、もう一度見たいと思う。