何年か前にハリウッドに旅行に行ったことがあるが
寂れてる印象を受けた。
しかしこの映画で描かれるハリウッドはとても活き活きして輝いていて
この時のハリウッドに行ってみたかった!と心の底から思うほど魅力的に描かれていた。
これまでたくさんの映画が形を変えて時代に合わせてきた。
今もまさに形を変え時代に合わせなければならない時が来てる。
時代の変容に合わせ、自分は時代についていけるか?
そんな不安は映画スターでなくても、ふと思うことがあるだろう。
落ち目のスターとそのスタントマン。
二人とは対照的な未来を約束されたスター、シャロンテート。
過去と未来が交互に映し出され、切なさは倍増する。
しかし、シャロンテート殺人事件を知っている人はこの映画の結末を予想して一体いつになったら不穏な展開になるのか!?とゾクゾクしてしまう。
そしてラスト13分、ゾクゾクが爆発する。
映画に革命が起きてる今、必要な作品だった。