席が思いのほか埋まってることに戸惑いながらチケットを買い、観賞。
「え、ワケが…わからない…」とザワザワしてる大量のカップルをかき分け、笑いを堪えながら出てきました
デートムービーにタランティーノ選ぶな!!
馬鹿か!!(大爆笑)
そうだな、メインキャストが悪いよな。ヘイトフルエイトのとき劇場ガラッガラだったもんな。レオ様とブラピでこれはねぇよな!!
公開日に見るつもりが昨日はまたタピってたので今日になりました(「ONEPIECEスタンピードを見る」の略です)
楽しみにはしてたけど、でもこれあの、あれでしょなんか前知識がいるやつ。
ヘイルシーザーだったらやだなぁ、イングロリアスバスターズくらいかな?でも前知識なくてもダンケルクはハマったし…。
アタシ、タラ映画はレザボアドッグスやヘイトフルエイトみたいな、濃いろくでなしが大量に出て来て死ぬタイプの話が好きなんだよなぁ~
とか色々考えて考えて、結局自分が好きか嫌いかの予想が全くつかなかったんですが、
んん~なるほどな
あのね途中わりと「??」ってなるんだけど、最後「!!」ってなった人だけやったね!おめでとう!ってなる映画ですわ
映画をこじらせてる監督過ぎるので、映画こじらせてる観客と、タラ歴代作品に食い下がってきたオタクには面白いと思います。
めんどくさければ、前知識は「シャロンテート殺害事件」のホントにガワだけでいいです
メンヘラレオ様とスパダリブラピのバディが最高、な~にがワイルドスピードスーパーコンボじゃ、開始10分でオトされました。
タラ映画のキャラはまじで無駄話一回でガッツリ掴んでくるからダメ
めそめそ泣いてるレオ様も最高過ぎるけど、ブラピに求める性癖がここにすべて詰まっていた
ブラピ性癖バイブルじゃんこんなの
私が本筋に飽きているあいだも、ひたすらアロハ着たり脱いだりパンチしたりヘラついたり、なんやーーーーー耐えられん
スナッチじゃん
キャスト欄に期待するアッセンブルはなくて、タラ俳優はカメオ出演ってカンジでした
ゾーイベルにはオタクはニヤつくよな。この映画のスタントの元締めやってるぽいですね。
あの、あの、ティムロスはどこに出てたん?(わからんかった)
人々のそれぞれの生き様
「パルプ・フィクション」
レオ様による西部劇
「ジャンゴ 繋がれざる者」
渋くて落ち着いた劇進行
「ジャッキー・ブラウン」
ヤバヤバ女子のガンメンには容赦のない
「ヘイトフル・エイト」
スタントマンと助手席の美女と足の裏
「デス・プルーフ」
黄色いジャージ
「キル・ビル」
史実とフィクションのはざま
「イングロリアス・バスターズ」
男と男の関係の究極
「レザボア・ドッグス」
超絶アクションや、衝撃のオチや、センセーショナルなグロに振り切って一点突破を狙わずに、バランスよく全部ブチ込んできた、タランティーノ寄せ集め映画ですね
途中の瞬間瞬間は、たしかにつまんなかった。「今回は私にはあわなかったか~」とか思ってた。でも、見終わったら全部に満足してた。
終わった後の気持ちがね、全てです。
「フィクションは、倫理や常識のタガをいくらでもはずしていい」っていうところ。
「存在しないことをする」を極めたタランティーノがフィクションでやっていることは、どんな悪夢でも、理想でも、現実じゃない。
殺される一般人にも、顔を殴られる女にも、心を痛めなくていい。
彼らは誰も、存在しないから。
過去作でそれを知った私たちは、自分の世界とフィクションを、切り離せるようになった。だからこの映画のラストを、あの最高のフィクションを、あんなにも楽しめるのです。
イヤでもやっぱ、たまらんわブラピ。
たまらんわ!!
ラリラリのブラピにボコボコにされたい女子は、1億人はおるはずだ