60年代のハリウッドはよく知らないが、映像からその時代の空気感がビシバシ伝わってきた。
車や衣装、画のトーンに雰囲気があって、特に音楽のセンスと入りのタイミングが最高！
本篇はタランティーノにしては、かなりおとなしめな静かな展開が続く。
ビックスター2人の共演てことで、作風変えたのか？いやいや、これまで、何度も彼の映画には
騙されてきた。
いつ話が急展開して、想像だにしないことに発展しかねない。
と、いうことで、ラスト15分やっときました！
タランティーノ節。
ディカプリオの最後の武器には笑った。
しかし、そこまでがかなり長すぎた。途中何名か席を立ち帰るお客さんがいたのは残念だが、それだけストーリーの展開もほとんどなく中弛み気味だったことは否めない。
話のベースに当時のハリウッドでの事件があることは知らなかった。あえて予備知識なしでみたが、それを理解した上で見た方がより楽しめたと思う。題名からして、当時のハリウッド映画業界の裏ストーリーなどがもっと盛り込まれた作品かと想像してたが、そこはタランティーノ、また梯子を外して裏切ってくれました。
時間が経つにつれ、もう一度観たくなる。
