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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのfilmaholicのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

あーーーー!
ブラピここにあり!
ディカプリオここにあり!
この2人はきっと消えて忘れられる俳優ではなくドンになるね、ハリウッドの。
でも、年老いても名前が残ってる役者は覚えてるけど昔の俳優なんて知らないと忘れたくないなと思った、忘れられたくないのもわかるし。
いつまでも主役ばっかりで演技なんて楽勝でシラフでも緊張なんてしない、威張り散らしてる俳優なんて意外といないんじゃないかな。常に自分と戦っていて一つ仕事手に入れるのにどれだけ奔走して迷って悩んで次はどうしようって不安にもなる。
この2人はもうずっとハリウッドで名前残るだろうけど、主役はしていないけど彼らと作品に出た役者もスタントマンもいっぱいいるんだろうなと心の片隅で思っていたい映画ヲタクです、えぇ。

しかも同じ作品で一緒に写ってるって。だいぶ年上のブラピがスタントで舎弟みたいって。なんだよー!!
かっこいいしかわいいし面白いし。
ブラピめっちゃ痩せてた...役作りであってくれ、レオ様の太ったのも笑

グリーンバックやCGに慣れている昨今だけれど、CGなしの長回し、とりあえず頑張って削ってこの長さなんだろう、このセリフ量なんだろう。まず拍手。

1969年当時のハリウッドって今はもう一生何があっても行くことはできないけどタランティーノが作って見せてくれた。
車も街並みもファッションもすんごくよかった、映画っぽかった。
シャロンテートやマンソンの予習はしたものの見てみると、もしシャロンテート&ポランスキー監督の隣人が彼らみたいな人だったら...というお話だった。
あれ?予習いらんかったかなと思ったけど、ヒッピー集団のある意味やチャーリーとは、あの若者たちは...なぜシャロンの家が狙われたのか、はほとんど説明されないので、その辺はやっぱり予習しておいてよかったなぁと。
シャロンと元婚約者で友だというジョン?との距離感はちょい気になったけど笑
マーゴットロビー思ってたより出てなくて、もっと主演2人と絡んで欲しかったけど8歳の天才子役が素晴らしかった!
映画館は自由席で途中から入ったり1日おれたなー、飛行機でタバコ吸ってたんかー、妊婦の隣で葉っぱやタバコかー、とか今じゃ考えられない当たり前を当たり前に演じていた皆がよかった、携帯も出てこないし。

レオ様の、悪役の苦悩や宿命、過去の栄光はあるもののイマイチなポジションにいるハリウッドスター感めちゃくちゃよかった。当時のスタントマンとの距離はこんなだったのかなーとか、スタントマンってこんなに仕事なかったのかなーとか、色々考えた。

ヒッピーのキャットも今回なかなかなお芝居でした、ナイスガイズ!のセクシー美女だね、よかった!

映画が人殺しを教えたんだから、そいつらを殺していい。
スタントマンより俳優の方がマシ。
俳優なんて与えられたセリフ読んでるだけで、嘘だ。

映画作りしてる人が映画を通してこれをセリフにするってすげーなーって。
タランティーノも思っきし殺しを映画やドラマで学んで、今こうして私達になかなか残忍なもの見せてるよなーって。笑った。

あとマーゴットロビーが映画館で見ていた、ブルースリーとの練習を思い出してるシーン、本物のシャロンテートだったみたいで驚き。ヘイトフル・エイトみたいな西部劇シーン、イングロリアスバスターズみたいなナチス映画でレオ様眼帯、豚トークはマンソン達の真実かもだけどパルプフィクションでもあったんだよなー。犬に食べられるとか賞金首はジャンゴ?
比較的最近の作品からでも色々拾えて楽しかった。
ブラピとワンちゃんのタッグよかった!
Jamesmarsdenちゃんと気づけなかったのと、ダコタちゃん老けてたのは驚いたな!笑笑

レオ様のプールからの火炎放射器最高!
何回かクリフ殺すんじゃないかフラグあってヒヤヒヤしたけど、生かしてくれてありがとうよー!!!

ダルトンヒッピーにキレてくれてありがとう笑
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