Ayami

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのAyamiのレビュー・感想・評価

4.4
Fare enough.


1969年2月8日
50年代のテレビの主役リックとそのスタントマンクリフはバーで飲んでいた。

1969年2月9日
リックの雑用係に成り下がったスタントマンのクリフはリックの撮影の合間に女の子に出会う。

半年後
1969年8月8日
リックとクリフは最後の盃を交わしていた。

エンドロールが終わり劇場が明るくなった瞬間聞こえてくる感想が
「最初の15分で寝ちゃったんだけど起きたら何が何だかさっぱり」
「全然面白くなかったんだけどなにこれ」
合わない人いるよね〜〜とは思ったけどレオ様とブラピ出たらそれだけで見る人いるよね〜〜とも。

タランティーノらしくなんでもない日常の中に、なんでもなくない出来事をこれでもかと持ってくる。
シャロンテート事件の要素である「ヒッピー」「LSD」「西部劇の撮影場所」などふんだんに盛り込んでいて、鑑賞する前に事件の概要だけでも頭に入れておくと楽しめるんじゃないかなと思いました。


50
Ayami

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