もしもし五反田

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのもしもし五反田のレビュー・感想・評価

4.2
まず、レオナルドディカプリオとブラッドピットが並ぶだけでこんなに画力があるのか、と感動。

終始、かつてのアメリカンカルチャーの異常さとハリウッドという土地の光と影、
そしてタランティーノ作品らしい「これって無駄話見せられてます…?眠くなるんですが…」と思えるシーンや、ナイフ・銃・暴力(そして火炎放射器まで)なんでもござれ! といった描写もありながら、
予習必須のシャロンテート事件を「今でもハリウッドから拭えない呪いのようなものをそんな風に優しく昇華させたのか…」と思える、
タランティーノの目線と想いをしっかり感じ取れるような作品でした。


(全然作品に関係ないけど、この時期の映画館って冷房効き過ぎじゃない…?寒すぎて映画に集中できない…)