うどん

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのうどんのレビュー・感想・評価

4.6
ついに鑑賞!しかも、上映時間の関係で、IMAXで観てしまった…。
とても楽しかった。ニヤニヤが止まらない約2時間40分だった!
【「レオ様とブラピ」という最強コンビはやはり最強!】
2人の演技が見事すぎて、もう〜惚れました!「落ち目の俳優」を演じるレオ様が凄すぎ。以下、好きなシーンです。
アル・パチーノとの共演シーン。
自分の読んでいる小説を、子役の女の子に紹介する場面で、その小説の主人公が自分そのものだから、話しながら泣くところ。
セリフを暗記できなかった自分に腹を立て、とにかく物に八つ当たりするところ。
子役の女の子に褒められて、「俺はリック・ダルトン様だ」と涙目に言うところ。
倉庫内にあった火炎放射器が役立ったところ。
ブラピの演技も当然良かった。ブルース・リーとのシーンはもう面白すぎ。そしてブラピ演じるクリフの飼っている犬が終始かわいかった!!
【"ネタ"が本当に充実】
50年代、60年代のテレビドラマや映画のネタが数多く面白かった。あの時代のドラマは一つも知らないけど、十分楽しめたので、また観るときは予習をしよう!と強く思った。映画ネタに関しては、〈リック・ダルトンが「大脱走」でスティーブ・マックイーンの演じた役をもらえるチャンスがあったかも〉のシーンで、実際の映画のワンシーンにレオ様を当てはめた映像が、しつこいくらいに出ていて、かつ劇中歌もきちんと流れていて、もう笑いが止まらなかった。肝心のスティーブ・マックイーンも途中登場するが、本物よりかっこよくなくて残念…。
【全体的に】
主役級からチョイ役さらに子役まで、各々の俳優さんの演技が素晴らしく光る映画で、ストーリーがより生き生きとしていた。ハリウッドのそれぞれの生活の描き方も上手。ラストのオチもタランティーノらしいというか、心の中で拍手喝采でした。IMAXは料金が高かったけど、素敵な時間を過ごせたので、不満なし!
うどん

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