masunko

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのmasunkoのレビュー・感想・評価

2.8
期待し過ぎた。美術と再現度は心底素晴らしい。ポップカルチャーを描く作品として、ある一定のラインはいってる。が、なんだろう、このモヤモヤは。多分、この映画、センスあるだろう〜って連呼されているテンションかと。多数がキャストがカッコイイとかで満足されているみたいだが、それは良くある邦画の満たされ方であって、あの「パルプフィクション」のタランティーノに対しての褒め言葉としては、退化している。1番目を引いたのはジョン・ダイクストラの特撮。境目がわからない極上な美術をみせてくれてる。この映画を褒めないと映画通じゃない、って目線がとにかく嫌悪点。そんな排他的な目線が映画好きを一般化しない原因なんじゃないのか。
映画の未来のためにこの映画は個人的に評価しないし、したくない。愛の押し付けは良くないよ。
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