ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのmiomioのレビュー・感想・評価

きっとすべては女優シャロン・テートが幸せになるため。
彼女への愛に溢れた映画、、暴力が懸念していた形と違ってほっとしつつ、もっと世界が平和ならきっともっとカラッと笑えたはず。
映画の中では悪が悪として描かれないから、イングロリアスバスターズみたいにスカッとしづらいかも。
そうやって物語が物語として閉じていない分、浮き輪から空気が漏れるみたいに、現実と映画が行き交うところ、その部分にこの物語の優しさがある気がする。