水辺の君に

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの水辺の君にのレビュー・感想・評価

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待ってましたのソフト化!そして期待通り面白かった!!
この2人をこんな風に使って魅力的に描くのは流石タランティーノ。ホントまともな映画を撮る様になってから名作連発してますね。得意の無駄話がストーリーとリンクするようになったし。序盤…いや終盤までのストーリーが前菜的なのも納得の面白さ。
そして、西部劇だったりベトナム戦争だったりヒッピーだったりカウンターカルチャーだったり、とにかく1969の当時の空気感をパッケージしてて、懐かしい(決して古き良きではない)ハリウッドをノスタルジックに描き出してるのはさすが。小ネタも満載!
そのタランティーノ自身の中の「当時のハリウッド」=「憧れるハリウッド」を喪失させたトラウマをまさにカウンターでひっくり返すかの様に自分の作品の中で昇華させて尚且つ面白く撮ってるのがホント凄い。シビれる。タランティーノの過去最高傑作という触れ込み、正しい。
そして間違いなくワンスアポンアタイムインハリウッド。タイトル通り。
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