天パーマン

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの天パーマンのレビュー・感想・評価

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ものすごく豪華な共演だ。私はオスカーやゴールデングローブ賞を差し置いてこの2人が共演してるということに1番に惹かれた。ましてやタランティーノ作品と来れば観ない方がおかしいような作品だ。

映像の魅せ方がとてもオシャレで美術賞を取ってるだけあってセットがとても凝っていて観ていて感動した。

正直ヒッピー共がなんでクリフを毛嫌いしていたのかはわからないし西部劇も観ないから西部劇特有のネタもわからないし60年代の事情もわからなくてストーリーの半分くらいは頭に入っていないがタランティーノの作品は私にはまだ早いのだろうか。そこまで深く考えなくてもアウトローな感じとかっこよさだけで楽しめた。

ラストで「やっぱりタランティーノだ」となって少し安心した。ちょうどいいくらいにイカれてるのが面白い。
全ては理解できなくともやはりこの監督には何か惹かれるものがある。

追記:なぜ意味がわからなかったのかがわかった。過去に実際に起こったハリウッドでの事件で犠牲になった方への餞の作品なのだろう。全く下調べしていなかったのだから理解できないのも当然だ。下調べしなかったことに対してすごく後悔する反面、また新たに賢くなれたのでシャロンテート事件について調べてからまたいつかもう一度観たい。
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