ブラピとディカプリオが主演で、タランティーノが脚本&監督なんて普段あまり映画観ない人でも観たくなる作品では。
だからこそなのか、レビューは極端に賛否両論で面白かったです。
ハリウッドという栄枯盛衰な世界で生き残ることの難しさや、なかなか浮かばれない生き様への折り合いのつけ方、そして男の友情が楽しめました。
ラスト30分で平坦だったストーリーが急転、マルガリータ持ちながらブチ切れるディカプリオも、ラリったバイオレンスなブラピも最高でした。
私はその時代を生きたわけではないけれど、ヒッピー文化は全然好きではないのでタランティーノが史実をお伽話にしたかった気持ちはわかる。
この映画でポランスキーや往年のハリウッド名優や作品、当時の音楽に興味が出たら、それはもうタランティーノの思惑通りなのでは?と思いました。