女は過去の恋を引きずらない、なんてウソ
昨年の映画「南瓜とマヨネーズ」のコピーを思い出した。
他の方の指摘にあるように、男の(しかもおじさんの)未練がましさが溢れる映画ではあるんだけど。
女は女で、過去に何かを置いてきてしまってるところもあるんですよねこの作品。
今度はうまくやれるはずという幻想も
あの時ああしていればという後悔も
“いま”ではない“いつか”に期待している点で似通っている。
結局今作に出てくるおとなたちは弱いんだけど、最後は自分の現在に向き合うっていう旅立ちは好みでした。
南瓜とマヨネーズは日本の若者を
今作は欧米の大人を描いているけど、
なんだか根っこで繋がっている気がして。
映画鑑賞って面白いなと感じた土曜日でした。