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男と女、モントーク岬でのsamiamのレビュー・感想・評価

男と女、モントーク岬で(2017年製作の映画)
4.0
海、空、建物の絵がとても綺麗。
登場する3人の女性、元恋人のレベッカ、離れて暮らす妻クララ、出版社のプロモーション担当者リンジーは皆魅力的
。特にレベッカ。役者のニーナ・ホスも素晴らしい。一度にファンになった。
レベッカがマックスに聴かせたかったという告白の内容も表情も凄いものだった。
それに比べ登場する男どもの何という身勝手で哀れな存在。。。小説家でありながらレベッカの告白に嫉妬以外の何の感動も覚えない男。。。と理性では思えるのに、自分も心と体を見るとき、さして変わらない欲と浅はかさを示していることに気付かさせられた。
邦題の「男と女」は、観る前は大した意味を持たないと思っていたが、モントークに行った目的の違い、考えや性質の違いを指している、意味のある言葉と思えてきた。
男と女の関係は、分かり合えない多くの部分を良しとし、分かり合える僅かな部分、または分かり合っているという勘違いを大切にしないと、うまくいかないか、惰性になることを再認識させてくれる作品だった。
心に響く良い映画にまた出会えた。
もう一度DVDでゆっくり観たい。