このレビューはネタバレを含みます
恋人同士だった二人が17年後に再会する。
男はまだ未練がある。だから会おうとした。
でも女性は困惑しているようにしか見えない。では女性が会おうとした理由は・・・?
そのことについて、映画を観ている間ずっと考えていた。(その部分だけが面白かった・・・。)
以下、私の解釈。★ネタバレ注意★
女は男に自分の話を聞いて欲しかっただけなのだと思う。
自分の元を去った男への恨みつらみではなく、自分自身のアナザー・ラブ・ストーリーを(悲しい別れの後に訪れた人生のドラマを)聞いて欲しかったのだと。
でも、言われた男は大困惑する。
男と女の違いが現れていて面白かった。
ベッドシーン、最悪だった。どうしてあんなに顔アップにするんだろう。もう若くなくて、素敵でないことを強調したいのか?と思うほど。
チラシなどから伝わって来る映画とは違う。男の行動の愚かさが際立っている。
監督が"どうしても作りたかった"映画。
観る者にどう受け止めて欲しかったのかを知りたい。