ユダヤ人のベルリン潜伏
その数7000人
どうやって潜伏していたかを4人のドキュメンタリーと再現ドラマで観せる
眠くなることはなかったけど残るものは少なかったかな。4人の物語がころころ変わり、見せたいところだけ再現しているのでその後を字幕やナレーションで片付けるから話がスッて入ってこない。その後とやらを受け止める間もなく、すぐ別の話に変わるので覚える前に忘れてしまう😅
本編でも言ってることだけど、この映画で言いたいのは潜伏「している」人ではなく、潜伏「させてくれた」人なんだ。優しい手を指し伸べてくれる人がいたということ。
あの時代の人々が皆ユダヤ人を嫌っていたわけではない。ナチスやヒトラーに対して皆が賛同したわけではない。反ナチスの人々の行動によって救われたユダヤ人がいた。
[ヒトラーへの285枚の葉書]ではナチス政権へのささやかな抵抗運動を。
[ユダヤ人を救った動物園]ではユダヤ人を逃がす手助けを。
あの時代、あの場所には色んな考えがあって
悪の時代を《記録》に残すと共に
沢山の善の行動を《記憶》に残す
これからの人たちはそれを
受け継ぐ必要がある
風化させてはいけない
スコアとしては低いものとなったが、この手の作品は両者視点ともこれからも観ていきたい