すず

ヒトラーを欺いた黄色い星のすずのレビュー・感想・評価

ヒトラーを欺いた黄色い星(2017年製作の映画)
2.0
ユダヤ人のベルリン潜伏
その数7000人
どうやって潜伏していたかを4人のドキュメンタリーと再現ドラマで観せる

眠くなることはなかったけど残るものは少なかったかな。4人の物語がころころ変わり、見せたいところだけ再現しているのでその後を字幕やナレーションで片付けるから話がスッて入ってこない。その後とやらを受け止める間もなく、すぐ別の話に変わるので覚える前に忘れてしまう😅

本編でも言ってることだけど、この映画で言いたいのは潜伏「している」人ではなく、潜伏「させてくれた」人なんだ。優しい手を指し伸べてくれる人がいたということ。

あの時代の人々が皆ユダヤ人を嫌っていたわけではない。ナチスやヒトラーに対して皆が賛同したわけではない。反ナチスの人々の行動によって救われたユダヤ人がいた。

[ヒトラーへの285枚の葉書]ではナチス政権へのささやかな抵抗運動を。
[ユダヤ人を救った動物園]ではユダヤ人を逃がす手助けを。

あの時代、あの場所には色んな考えがあって
悪の時代を《記録》に残すと共に
沢山の善の行動を《記憶》に残す

これからの人たちはそれを
受け継ぐ必要がある
風化させてはいけない

スコアとしては低いものとなったが、この手の作品は両者視点ともこれからも観ていきたい
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