原題は「Die Unsichtbaren」で「目に見えない」という意味で、ナチやWWIIのドイツが絡むと何でもかんでもヒトラーと邦題につけるのはそろそろやめたらどうかと思う。本編にもヒトラーは出てこ…
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ナチスドイツの時代、ベルリンに潜んでいたユダヤ人。
実際の生き残った人たちのインタビューが所々に入り、物語が進行する再現ドラマ方式。
画として厳しいシーンがあるわけではないが、実際の…
7000人ものユダヤ人がベルリンに潜伏した。そのうちの4人の話。
実物の体験談を交えながら、当時を再現した話は胸に突き刺さる。
「間違ったことしてないから大丈夫」が通じない世界だ。
ヒトラーのした…
記録 1845
最近、特に感じていることですが、邦題と内容が違うことが多くあると思います。
この作品にはヒトラーは出てきません。
騙されたのはヒトラーではなく、あくまでナチスです。
インパクトを…
再現VTR系ムービー。そのため、やや淡々としているものの、対戦時に最もリスクの高いベルリンに潜伏し続けた実在の4名のストーリーは力強い。
両親は収容所に送られ、身分証を偽造し、潜伏先を転々とする日々…
史実にあった事。
経験した人の言葉と、演者のシーンとが混ざり、ドキュメンタリーのよう。
生きたくても生きられなかった人たちの方が多かった…その中を生き延びた人の言葉と笑顔、感謝の気持ちに強さを感じま…
このレビューはネタバレを含みます
4人の証言が並行して描かれるのは、実際に出来事が並行していたから、と、複数の人の話にまたがって登場する人物がいるからなんですね。
証言者の1人の「助けてくれた"ドイツ人"のことも話すことを大事にし…
本作は生存者のインタビューと再現ドラマをカットバックして描くことで、登場人物の視点でも、時間の視点でも、多角的にホロコーストを描きます。
過去の再現ドラマは劇的になりがち、ドキュメンタリーは証言にな…
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