「ただ存在するのではなく、生きろ」
末期がん余命半年の宣告を受けた大学教授リチャードの残り少ない日々を描いたヒューマンドラマ。リチャードの心の揺らぎを描きつつ、厳しい現実にユーモアを絡めながらもその日常をどこまでも淡々と。
「存在すること」と「生きること」の違いはこの映画から感じることができる。
将来的にいつか必ずやってくる『死』ということではなく、いつ来るのかわからないのが『死』なんですよねぇ。終活 って実は年齢に関係なく意外と日常すぐ側にあるモノなのかも知れません。
自分自身、ありのまま生きるってことの難しさとその大切さを改めて感じるようなそんな作品。
「善く死ねるように善く生きること」生きている限り 生と死 は表裏一体、リチャードのこの言葉は めちゃめちゃ染みる…。
この夫婦、ホントはお互いをめちゃめちゃ理解し合ってたんかも知れんなぁ…てかジョニデやっぱかっちょええー。