見えないからこそ余すことなく感じ全てを愛おしく思う。声、匂い、手を握った時の温度、それらに触れた時のマドレーヌの満たされた表情にときめく。ハンサム想像を越えた感覚フル稼動の愛の美しさ。不安を抱えながらも彼女をただ見つめるエンジェルの視点もとても切ない
触れて触れられ自分の存在を感じる、隠れるように生きてきたエンジェルにとってマドレーヌに見つけてもらえた喜び。姿は見えなくても息遣いや言葉の端々から噛みしめる様子が窺える。だからこそ後半の視点はより切なさを帯びるし、ある意味初恋体感型映画でしたw
色彩豊かな自然の中で触れ合うピュアなふたり、それを照らす陽光と言う混じりっ気なく重ねられた感覚を刺激する映像の美しさ。マドレーヌがそれらを全身で敏感に受ける様子をとても官能的に、そして品に溢れたエロスとして描いている。
作りの甘いとこも多々あるけど映画を観てると言うよりはかなり絵画を眺める感覚に近いところにある作品な気がした。
マドレーヌを演じた3人の女優さんも皆美しくウットリさせられましたよ〜
かくれんぼ可愛かったw
