ねるゃるも

エンジェル、見えない恋人のねるゃるものネタバレレビュー・内容・結末

エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

透明人間の男の子と、盲目の女の子のお話です。

男の子の誕生から描かれていて、まずお父さんがマジシャンで消えるマジックが得意。相方のお母さんとのマジックショーの途中で本当に消えていなくなってしまった。そして産まれたのが透明人間の男の子…というのがなんともロマンチックです。
透明人間故に誰とも会わず母としか交流がなかった少年に盲目の女の子が匂いと音で見つけ出してくれます。これがどれだけ嬉しかっただろうと考えると胸が一杯になります。
少女と仲良くなるにつれて、母親がどんどん病に犯されていき、とうとう亡くなってしまいます。そして少女も視力回復の手術をすると言い「待ってて」と残し少年の周りには誰もいなくなります。母が昔話してくれた河の畔で過ごし、何年もの時が経ち青年へ。ずっと戻って来なかった少女も立派な女性になってようやく戻ってきます。

成長した青年が透明人間であることを隠したまま愛あっていることを確認したり話したりしているのが寂しく思いました。
透明人間であることを打ち明けた時、女性は泣き崩れてしまいます。分かってはいたのでしょうが、とても辛くなった青年は手紙を残し姿を消します。その手紙が『ぼくは君のことを忘れない。でも君は僕のことを忘れて』と書いているのが青年の優しさが滲み出ていて残酷で泣いてしまいました。最終的にはハッピーエンドなので優しいラブストーリーをご希望の方にはピッタリだと思います。