タイトルと選んでるフォントの具合が、なんだか別のアナと何かを彷彿とさせる本作。先にいうと、想像のとおりのB級である。
幾多ある、〇〇 of the DeadのB級感は損なっていない←
ゾンビが発生する経緯から、終わりまで一貫してB級。
だが、それがいい。
アナ・・ハナからB級だと思って観るものがこれ。
ご当地丼みたいなB級グルメにあるように、どんぶりにお上品なものをのっけたローストビーフ丼のような作品。
そのジャンルとは、ゾンビモノ×ミュージカル。
混ぜると危険な2つを掛け合わせて得体のしれないものが生まれたが、案外、ミュージカルが本格的で余計な部分に感心する。逆スーザンボイルかよ!とツッコまずにはいられない。ちなみに世のゾンビマニアの諸兄たちに言っておくと、”ロメロタイプ”である。