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アナと世界の終わりのNerimarksのレビュー・感想・評価

アナと世界の終わり(2017年製作の映画)
4.1
タイトルと選んでるフォントの具合が、なんだか別のアナと何かを彷彿とさせる本作。先にいうと、想像のとおりのB級である。
幾多ある、〇〇 of the DeadのB級感は損なっていない←
ゾンビが発生する経緯から、終わりまで一貫してB級。

だが、それがいい。
アナ・・ハナからB級だと思って観るものがこれ。
ご当地丼みたいなB級グルメにあるように、どんぶりにお上品なものをのっけたローストビーフ丼のような作品。

そのジャンルとは、ゾンビモノ×ミュージカル。
混ぜると危険な2つを掛け合わせて得体のしれないものが生まれたが、案外、ミュージカルが本格的で余計な部分に感心する。逆スーザンボイルかよ!とツッコまずにはいられない。ちなみに世のゾンビマニアの諸兄たちに言っておくと、”ロメロタイプ”である。
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