カタパルトスープレックス

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のカタパルトスープレックスのレビュー・感想・評価

3.8
すっごくいいところが沢山あるのに、全体的には前二作を超えなかった。

まず、出鼻を挫かれた。レディオヘッドの『クリープ』はいい曲ですよ。でも、My Awesome Mix Tapeは80年代で攻めきってほしいんです。前作がELOで派手に始まったのと比較するとおとなしめのスタート。

今回の主役はロケット(声:ヴィン・ディーゼル)でした。そこにスター・ロード(クリス・プラット)とガモーラ(ゾーイ・サルダナ)の話が横軸で入ってくる。テーマは「家族」だと思います。血のつながった家族だけが、家族じゃない。

今回は新登場のキャラクターがとてもよかったです。まず、犬のコスモ。移動基地「ノーウェア」を提供した(実は)重要キャラ。もう、「悪い犬」と言われるのがイヤで仕方ない。犬ってリアルでそうですよね😂

あと、ウォーロック(ウィル・ポールター)がすごくいい。ウィル・ポールターってのがいい。彼が出てくるとろくなことが起きないフラグが立つ😂

すっごく良かったのってコスモとウォーロックだけかなあ。笑える部分とか、ホロリとくる部分とか沢山あった。GotGに求める要素は全部入ってる。それなのに「うわー!最&高だった!」とはならなかった。なんでだろう?