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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のなのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

SNSの感想で期待が高まりに高まった『GOTG3』をIMAX3Dで見た。実は前回『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』を3Dで見たときはあまりの画面の暗さと見辛さに閉口してしまい、もう二度と3Dでは映画を見たくない、と思っていたけれども、TBSラジオ『アフター6ジャンクション』で「この作品はIMAX3D用に作られている」という話を聞いて、アトロクがそういうのなら…とチケットを購入。結果、非常に良かった。冒頭のラクーンの動き、毛の質感、GOTG達が横並びに歩いて行く画面の圧倒的な格好良さ、アクションシーンの迫力。3Dにストレスを感じるシーンは一つもなく、満足感しかない。IMAX3D用に作られた作品はIMAX3Dで見るべきという非常に当たり前(?)のことを今回理解した。

作中のセリフにある通り、この映画はロケットの物語であり、そして同時に血縁では繋がっていない人たちの家族の物語だった。でも同時にその家族は、物理的に常に共にあることを必要としていない。距離をとることへの寂しさや悲しみはあれども、それぞれの選択を尊重できる。個人的にはガモーラがラヴェジャーズのメンバーとしっかり仲良く、家族となっていたのも好きだった。
人間だけれはなく動物たちへの優しい眼差しが印象的な作品で、シリーズを通して一番好きな作品になった。でもシリーズを通して全キャラクターのことをどんどん好きになっていたから、これから彼ら(ピーターはまた戻ってくるようだけれども)ともう会えないのが本当に寂しい。できればさよならをする前に時間を作って劇場でもう一回彼らと会いたい。
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