このレビューはネタバレを含みます
舞台挨拶で鑑賞
日本映画と韓国映画の融合と言うべき作品。
韓国と日本の俳優陣からの熱量が凄い、映画であり、舞台を見ているような新鮮な作品でした。
在日の苦労を語る作品と、思う人も多いかもしれないけれど、この作品の中に居るのは、自分自身だった様に思う、それは、人として、同じ苦しみや悲しみを誰しも感じた事がある気がしたから。
そして、故郷を離れなければならない辛さ、帰ろうと思えば、すぐに行ける場所なのに、そこに、知っている故郷はないやるせなさ、それでも、「明日はきっとええ日になる」頑張って生きて行こうとする彼等の明るさに、救われた気がした。
無理に泣かせようとしない、いい作品だった。