くう

焼肉ドラゴンのくうのレビュー・感想・評価

焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)
3.0
試写会。

もっと軽いコメディ寄りの話なのかと思っていたのだが(大泉洋ちゃんのせいで(笑))意外なくらい切ない戦後在日コリアン一家の物語だった。

国に帰れず住んでいる国からは疎外され働いて働いて……太平洋戦争から済州島四・三事件まで、お父さんの話が辛い。

笑いに関しては個人的にはちょっと消化不足。大泉洋ちゃんが絡む恋愛関係の話は、ただただクズだなって(長いし・笑)。

集中して見ることが出来たのは後半。
歴史が絡む話は辛い。
ただただ娘たちを見守ってきた寡黙なお父さんに幸せになってもらいたい 。

演技演出は全体的に韓ドラ風味。真木さんも井上真央さんも桜庭ななみさんも、上手い!

特に桜庭ななみさんは表情豊かに二か国語操る末娘を明るく可愛く演じて魅力的。
くう

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