舞台未見。
戦後高度経済成長時代の日本における在日朝鮮人の家族の物語。
元々が舞台用の脚本なので、セリフが万遍なく回っている。そして、冒頭からとにかくうるさい。うるさい上に、すぐ喧嘩する。
時代背景、在日問題、加害者としての日本人と被害者としての朝鮮人。背負っているものが重過ぎて、展開は悪い意味で想定内。
でもあんまり共感できる人が少ない。特に大泉洋、何故に好きな人の妹と結婚してこじらせる？周りもみんな知ってるみたいなのに…井上真央がイライラするのもわかるような気がする。長女真木よう子も他の人を好きになろうとするけれど、ダメじゃん。それじゃあ井上真央立場ないでしょ。三女桜庭ななみ、ファーストシーンで、歌いますと宣言したから上手いのかと思ったら、ずっこけるほどうまくなかった。笑
でもナイトクラブの歌手役。もう少し上手な方がよいよね。根岸季衣の方が若い旦那さんを持ったママ役が妙にはまってた。
日本人が演じる朝鮮人役もそれなりに頑張ってはいたけど、お父さんとお母さん役に全く太刀打ちできてなかった。やっぱり全然違う。この二人あっての「焼肉ドラゴン」でしたね。
それからやっぱりお国柄とはいえ、女性が立て膝で食事をするのは頂けない。
