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焼肉ドラゴンのmakoのレビュー・感想・評価

焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)
4.1
《2018#152》

先週は事情があり劇場で鑑賞できなくて残念でした。 観たい映画は色々あったけど観れなくて残念。 本当は行く予定ではなかったけど映画を観たい気持ちが高まり昨日観に行きました。 

在日コリアン家族の物語。 
1969年春から始まります。 
龍吉(キム•サンホ)は第二次世界大戦に従軍して左腕を失う。 
龍吉は英順(イ•ジョンウン)と再婚。龍吉の連れ子の静花(真木よう子)•梨花(井上真央)。英順の連れ子美花(桜庭ななみ)。そして二人の息子時生(大江晋平)と国有地を不法占拠した集落で焼肉店を営んでいた。 

在日コリアンというだけで差別される。 劇中で何故日本に住むようになったのかという事が分かると涙が出て止まりませんでした。 故郷がなくなり、左腕もなくなり、それでも日本で生きていかなくてはならない現状。 
家族のために働いた、働いたという龍吉の台詞が胸を締め付け涙が溢れました。 

時生は有名私立中学に通ってるけどやはりいじめがあり不登校気味。それでも龍吉は、これから日本で生きていくためには日本の学校へ行かなければ、強く生きて行かなければという思いで時生を学校へ行かせる。 
でも英順はいじめられている時生の事を思えば朝鮮学校の方がいいのではと龍吉に言うが聞き入れられない。 
どちらの考えも分かるのでなんともいえない気持ちになりました。 

不法占拠したと言われるが龍吉は醤油屋のさとうさんから土地を買ったと言ってて、もしかしたら国有地だと知らされず騙されて買ったのかなと思った。 
高度経済成長時代の片隅の、一つの家族の物語。 

これからこの家族の行く末が気になりました。 幸せになってほしいと思いました。 
“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる”
そうなってくれたらいいな〜。 

俳優陣、皆とても良かった。 特に龍吉役のキム•サンホが印象に残りました。 口数は少ないけど家族のために一生懸命働く父親。 
今、レビューを書きながらも涙が溢れ出る。 

ちょっと難点を言えば、三姉妹が美しすぎる。 親とかけ離れているような^_^; 
あと、静花と梨花の恋愛パートがあまりしっくり来なかった。ここの部分ですこしマイナス。 

終盤泣けたけど、この日に限ってハンカチを忘れ、ウエットティッシュで拭くハメになり、目の下の化粧が少し取れちゃった笑 


劇場鑑賞 #72/2018