焼肉ドラゴンの作品情報・感想・評価・動画配信 - 5ページ目

「焼肉ドラゴン」に投稿された感想・評価

昭和40年代、万博で賑わう高度経済成長真っ只中の大阪の片隅で、世間から取り残されたように生きる在日韓国人家族

「たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとええ日になる。」

伊丹空港の近くの集落で焼肉ドラゴンを営む金龍吉と妻の英順、長女の静花と次女の梨花と三女の美花、それと末っ子の時生の6人家族

「うちら家族が守らんで誰が守る?学校か?警察か?どっこも信用でけん!」

日本の戦争に無理矢理駆り出された龍吉は左腕を失い、今度は市役所から立ち退きの警告をうけていた

「矛盾のかたまりじゃ"在日"は。」

思っていたよりとても良い映画でした。

「ハゲやったらあかんのか?」

この物語の主人公は在日韓国人の家族だが、話の内容としてはどこの国でもあるであろう家族の物語だ。
最後は泣きそうになりましたけど、韓国の名優キム・サンホさんとイ・ジョンウンさんにしてやられましたね。めっちゃ笑いました。
真木よう子の胸がひたすら気になる映画である。
途中、酒の一気飲み対決のシーンで、真木よう子が思わず笑ってしまうのが映っている。
Yuhi

Yuhiの感想・評価

-
大泉洋まじで、まじで、まじで、好き。

真木よう子まじで、まじで、まじで、えちぃ。
さな

さなの感想・評価

3.6
--- はたらいた、はたらいた。 ---
いや、どんなタイトル。から始まった。パンチのあるタイトルに笑いながらも、内容もなかなかに訴えかけてくるものがあった。息子を守りたくて救えなかった父親、いじめる人間、偏見の眼差しを向ける日本人。こんな時代があったんだな、それはきっと今もだろうけれども。誰が悪いとか何がいけなかったとかじゃない。桜が舞い、雄叫びを上げるラストよかったな〜。
* 47 *
ShingoM

ShingoMの感想・評価

3.2
働いた働いたー。

いろんな逆境に立たされて落ち込んだり、まっすぐ冷静に見つめたり、人それぞれだけど。
立ち上がる家族の話。

ラストシーンよかった
hachitetsu

hachitetsuの感想・評価

3.0
タイトルで見たら思ってたのと全然違った(笑)両親の演技は良かったけど身勝手さに共感できずちょっと残念。
焼肉はほとんど出なかった。
kalinda

kalindaの感想・評価

3.6

・
良かった。

とにかくよう喋る。
ホンマにずーっと喋ってる。
思いっきり笑って、
怒って叫んで、大泣きして、
ホッコリして…。
喜怒哀楽が、ハッキリしている。
エネルギーが凄い。

1970年代。
日本もこんなエネルギーが
溢れてたんかなぁ。

現代に生きる人間としたら、
ラストは心苦しい部分もある。
その道を選んだ人々は
今どうしてはるんかなぁ…。

大阪市内のお話しかなと思うてたら、
伊丹空港の近くやん!
全然知らんかった…。

井上真央さんの関西弁も、
勢いも、バッチリ。
さすがやわ。凄く良い。
関西出身と違う俳優さんが、
関西弁を演じてはると、
作品を落ち着いて観られへん時もあるけど、
井上真央さんと、桜庭ななみさんは、
上手やったなぁ。

「たとえ昨日がどんなでも、
明日はきっとえぇ日になる」

お父さんが言うてはった。
涙がこぼれた。

序盤の優しい回想シーンに始まり、
途中に衝撃的なこともある…。
差別、戦争、辛い出来事もあり、
楽しいばかりではない現実も、
お父さんの視点中心に描かれている。
コメディ的な楽しいシーンもあり、
全体的にはジーンと温かくなる
良い作品でした。
・
mari

mariの感想・評価

4.0
娘たちの自由さには笑えました。

1番最後、お父さんの雄叫びに心が震えました…。吹き荒れる嵐のような人生を生きてこそ、力が生まれる…。

イジメするやつ皆、生まれ変わったらゴキブリの糞に転生して欲しいです。
MrBigMouth

MrBigMouthの感想・評価

3.0
気付いたらこの家族のこと好きになってて、終わるのが寂しかった。

このレビューはネタバレを含みます

僕らの生活は基本的に、誰かの・何かの都合の上に成り立っている。

生活が安定している場合、その誰か・何かは見えない。しかし、ちょっとしたことで、それはスッと姿を現す。その時に初めて、自分の生活が、自分の意思ではどうにもならないものの上に成り立っているということに気付かされることになるのだ。

それは、どこに住んでいるどんな人にも起こりうる。自治体が原発を誘致するかもしれないし、空き家が増えたことで治安が悪化するかもしれないし、未曾有の災害によって住処を奪われるかもしれない。事前に手が打てるものもなくはないが、実際にそういう状況に直面してみないと、僕らにはその被害の甚大さが理解出来ないし、そういうものに予め労力を割く気力がない。だから皆、何か起こってから慌てふためくことになってしまう。

ただ、状況や立場によっては、自分の足元が常に不安定であるということを意識し続けながら生きなければならない人もいる。

常にその意識を突きつけられたまま生きる、というのは、相当にしんどいだろう。僕らは普段、実際には幻想であったとしても、ここでの生活がずっと続くものだ、という前提の元で生きていける。明日にはここでの生活が終わってしまうかもしれない、という不安と共に生きなければならない人は、そう多くはないはずだ。だからこそ、そういう生活は、なかなか想像が及ばない。

この映画は、そういう覚悟を常に突きつけられながらも、明るくたくましく生きる人々を描く作品だ。

内容に入ろうと思います。
時は高度経済成長期真っ只中の1969年。大阪の空港のすぐ近くの国有地に、「焼肉ドラゴン」はある。そこは、在日朝鮮人が掘っ立て小屋のような建物で暮らしているゴミゴミとした町で、常に市から立ち退きの話が出ている。しかし住民たちは、狭く汚くやかましいこの町で、とりあえず精一杯生きている。
「焼肉ドラゴン」には、常に人が集まっている。店主の「龍吉」から、皆が「ドラゴン」という名前で呼ぶようになった焼肉屋だ。店主とその妻はどちらも娘を連れての再婚で、長女・静花、次女・梨花、三女・美花の三人がいる。静花は事情があって足を引きずっており、美花はキャバレーのボーイ(既婚者)と付き合っている。物語は、まさに梨花が哲夫と結婚する、というところから始まるのだが、気性の荒い哲夫が市役所で婚約届を破り捨てたことでいきなり険悪なムードである。しかし「焼肉ドラゴン」では、家族や常連客たちとの喧嘩は日常茶飯事。いつでも何かゴタゴタが起こっている。
両親の再婚後に生まれた時生は、色々あって心を病んでいて、学校にもあまり行けていない。片腕しかない父親を手伝いながら、屋根に登って町を見たり、本を読んでいたりする。
家族だからこそ、喧嘩し、言い合い、反発し、反対し、それでも、彼らはきちんと繋がっている。それぞれが問題を様々に抱えていて、在日朝鮮人であるという理由で乗り越えがたいこともたくさんあるけど、それでも彼らは日々、真っ直ぐ前を向いて生きている。
というような話です。

良い映画だったなぁ。僕は凄く好きでした。内容紹介を文章にしようとするとなかなか難しくて、映画の中では色々起こっているはずなんだけど、何か核となるようなストーリーがあるわけじゃない。とにかく、「焼肉ドラゴンで起こっている色んなこと」としかまとめられない作品で、そういう意味では雑多な映画なんだけど、グイグイ引き込まれるような力があるなと思います。

やっぱりその源泉は、彼らの陽気さだろうな、と思います。とにかく、家族間で色んな問題が頻発するし、いつだって誰かと誰かが喧嘩してるような感じなんだけど、それでも彼らは、喧嘩する時はする、終わったらスパッと陽気になる、みたいな、陰湿さがあまり感じられないようなカラッとした感じがあって、それが見ていて心地よかったし、爽快な感じがしました。

彼らが在日朝鮮人である、ということは、物語の中で明確に扱われる場面というのはそう多くはありません。普通に見ていると、彼らの物語は日本人の物語に思えます。ただ、何か問題が起こった時の個々人の判断や反応の中に、在日朝鮮人として日本で生きなければならない身の上であることの苦悩や苦労が垣間見える、と思いました。

それを一番実感させてくれるのが、父親ですね。戦争で片腕を失い、それでも子どもたちのために懸命に働いたこの父親は、様々な感情を飲み込みながら、自分たちはここで生きていくしかないんだ、という強い決意で様々な判断をしていく。口数の多い人物ではないのだけど、時折見せる表情や、言葉の端々から、複雑な感情と無理矢理に折り合いをつけ、この現実を生きようとする力を感じました。

物語の中で結構な割合を占めるのが、三姉妹の恋愛(や結婚)模様です。これもまあなかなか色々あって、うっかりすると書きすぎてしまいそうになるけど、この三姉妹の恋愛を巡る物語の中で、一番強く引き込まれるのが、長女の静花です。詳しいことは書かないのだけど、彼女もどうにもならない色んな感情を内側に抑え込んでいる人物で、それが時々爆発してしまうシーンは、さすがの迫力がありました。

この映画をどんな風に見てもいいと思うけど、とにかく、難しいことを考えなくたって楽しい気分になる映画です。僕が知ってる俳優だと、真木よう子・井上真央・大泉洋ぐらいですが、この三人の演技はさすがだなぁって感じだったし、その時代を知っているわけでもないんだけど、時代の空気感みたいなものも伝わってきました。