焼肉ドラゴンの作品情報・感想・評価 - 8ページ目

「焼肉ドラゴン」に投稿された感想・評価

映画館での予告を観て、気になっていた作品だったので鑑賞してみました。

が、、、、、
思っていたような感じでなかったことと、結局何が伝えたいのかが最後まで分かりにくい内容でした。70年代の難しいテーマを扱っていたと思います。
出ている役者さんのお父さんお母さん役をしているお二人の演技はとにかく素晴らしく、引き込まれたんですが、内容がイマイチなので、この二人の熱演が活かされていないのが勿体ないなぁと…。
スッキリしない感じで終わりました。
love1109

love1109の感想・評価

3.8
翻弄されるのはいつも普通の人たちだ。普通の人たちが、普通に学び、普通に恋をして、普通に結婚して、普通に暮らすことが叶わない。それは本当に悲しくてやりきれない。それでも家族には、笑いがあり、喜びがあり、愛がある。その確かなことを証明するための希望の映画だった。
HAL2016

HAL2016の感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

在日部落の雰囲気がよく出ていて、イ•ジョンウンみたいなおばちゃん絶対いたなと確信しました。大泉洋と井上真央がチョット違うなと思いましたが他の役者陣は良かったですね!
Junko

Junkoの感想・評価

3.5
在日韓国人の日本社会の中で泥臭く生きていく姿を描こうとしたのでしょうか。(打ち勝てなかった哀しいエピソードもありますが)
韓国人のエネルギーの強さに、日本人としてはちょっと距離を感じてしまい、、
役者さん達が上手やったのに、心はざわっとしたままエンドを迎え、、(+_+)
kaori

kaoriの感想・評価

4.0
とにかく役者の力がすごい
こんなけいい役者揃えたらそらいい映画できるわ✨
と正直思った。
特にお父さんか素晴らしかったなぁ、、、

このレビューはネタバレを含みます

重いが良い映画だった。昭和生まれではないが、甘いノスタルジーだけではない昭和生まれが見られてよかった。ラスト、大泉洋と真木よう子が北朝鮮に希望を胸に渡るのも、歴史を知る自分たちにとってはズンと胸に来た。
途中まで展開が破茶滅茶すぎて苦笑いだったけどジーンときた。
井上真央の役が完全に自分と一致してる。
私も次女だしあんな感じだわ←
kaname

kanameの感想・評価

3.0
高度経済成長と万博開催に沸く70年代の関西を舞台に、世間から取り残されたかのように生きる在日韓国人家族の姿を描いた物語。

100%の同情は難しいが…時代や自身のルーツ等、暗い背景を重ねながらも、シンプルな家族愛の物語として見やすく仕上げていたのは見事だと思う。

それぞれの事情で散らばっていく家族のその後を描かずに終わっていくあたりが何とも闇深い…
大阪ミナミに生まれた私は、子供の頃、学校での正しい平等教育と、街のリアルのアンバランスを同時に吸収してきた。親の世代が微妙に持つ差別意識に対し、美しく時に青臭い正論で立ち向かったこともあった。そして、その一方で、古い歪んだ価値観の父に、韓国人やインド人、中国人の麻雀、ゴルフ仲間がいたことが不思議だった。世代の共有する価値観は価値観。個人の人間関係は別。亡き父が心の中でつけた結論だろう。
40年近く前の話。
映画の舞台は、大阪伊丹市らしい。空港拡張工事に駆り出された方々が行き場なく居着いた地区だそうだ。国からみれば国有地の不法占拠でも、住まう人々から見れば生活拠点、我が街。
本作は、ホルモン焼きの店を営む家族の愛の物語。
とにかく、家族の魅力に溢れている。まるで、傑作「宗家の三姉妹」ような姉妹。苦楽を共にしてきた夫婦の魅力。そして、情けない男達。こんな悲惨な人生なのに、羨ましく、眩しかった。
その後の家族に逢いたい。
井上真央の演技に驚嘆。父親役キム サンホと、母親役イ ジョンウンの演技を超えた魅力にやられた。
万国博覧会が催された1970年に、大阪のとある町で焼肉店を営んでいた在日韓国人夫婦と4人の子供達の生活を描いた作品。日韓合同による演劇作品の映画化であり、昭和の大阪を舞台にしながらも、人種差別やいじめ、不当な労働条件といった社会問題を絡めると同時に、韓国映画的な熱い感情表現を用いて、他には見当たらない個性的な作品に仕上げている。

在日韓国人問題を題材にした映画を、日韓合同で、双方が納得する形で作る事は決して容易ではないだろう。しかし本作からは、俳優達が各々の演技力やユーモアを持ち込み、道徳教育的な作風に陥ることなく、豊かな人間ドラマを作り出そうとする姿勢がひしひしと伝わってくる(特にキム・サンホが良かった)。登場人物には不倫している人や所謂"ひも"もいて、感情移入という点では受け入れ難い部分もあるが、逆に言えば、最近の日本映画では見たらない人間臭い人情ドラマであり、僕にはむしろ新鮮に思えた。

単にノスタルジーを目指した作品ではなく、当時の日本の政策が生み出した負の部分を敢えて描いたメッセージ色の強い作品でもある。製作陣は、同じ時代を日本視点で描いた「ALWAYS 三丁目の夕日」に対するアンチテーゼとする事を意識していたそうだ。

本作が公開されたのと同じ年に、大阪で再び万博が開催される事が決まるとは、皮肉なものである。今度の万博は、大阪府民も在留外国人も楽しめる祭りになって欲しいと願うばかりだ。