焼肉ドラゴンの作品情報・感想・評価 - 8ページ目

焼肉ドラゴン2018年製作の映画)

上映日:2018年06月22日

製作国:

上映時間:125分

ジャンル:

3.6

あらすじ

「焼肉ドラゴン」に投稿された感想・評価

全体的に消化不良かつ説明不足。なんで?が多いので見てて疲れる。恋愛は理性を超えるんだよ、と言われればそれまでだけど、だとしたら理性を超えていることをちゃんと見せてくれないと、理由や動機がない行動にしか見えないよ。とくに前半はテンポ悪いので見てるのが辛い。
俳優顔相撲は、お父さんお母さんのいる韓国勢の圧勝。焼肉屋の前だけじゃなくて、スラム好きとしては、あの路地のなかをもっとしっかり見せてくれたら、あと1点くらい差し上げたのに…
2018/7/24
TOHO西宮

心震えた熱い感じ、、、
は、やっぱり舞台の方が勝ってしまってて
でも、こうして生物から残る物になって
いろんな人にこの物語が知られることは
嬉しい。
MSM07

MSM07の感想・評価

3.8
持たざるもの、
奪われしものの怒りや悲しみ。
それを乗り越える力強さに、
苦い思いを抱かせられる。

といいつつ一番心奪われたのは
井上真央のエロ描写でした。すんません。

このレビューはネタバレを含みます

 泥臭い三丁目の夕日な話。

 戦後に焼肉屋を営んでいる両親とその子どもたちの話で、高度経済成長期に置いてかれた人たちの良い話だとは思いますが、娘さんたちとその恋人たちのエピソードがメインで描かれる割には描かれていない部分が大事だと思える部分が多くて、イマイチ乗り切れない映画でした。

 次女と婚約した男が、長女のことが好きで今も想っているという流れも、どうして次女と婚約するところまでいったのかがこの映画だけではわからず、最初から次女と喧嘩している状態で始まるので、長女とくっつこうが次女とくっつこうがどうでもよかったです。長女のことを好きになる韓国人男性も良い人なのに扱いが可哀そうでした。それでいてお酒を飲みあうシーンもやたらと長いこと映されているのもどういう意味なんだろうとただただ退屈なだけのシーンがあったりしました。次女もいきなりお店にやってきた男性と恋に落ちたりしてどういう気持ちなのかが全くわからなかったです。三女も不倫のすえの略奪愛ですが、相手とその奥さんとの関係が雑に描かれるだけなのでこれも面白みに欠けていたと思いました。

 日本人俳優より両親を演じている韓国人俳優さんの圧倒的存在感がさすがで、日本語で昔話を長台詞で演じるシーンとかはこの映画の見せ場で惹きつけられる名演技だったと思いました。舞台となる家の美術なんかも素晴らしかったです。

 1年間の朝ドラとかで家族と仲間たちを描けば、もっと面白くなりそうな素材で、ずーっと大声で喧嘩していてパワーが凄くてよく疲れないなと感心する人たちの話でした。
連れ子が全く連れ子に見えないほど分け隔てのない両親の接し方にとても感動した
77eugine

77eugineの感想・評価

4.5
黄色い全身タイツの男が、ヌンチャクを陽気にぶんぶん振りまわす・・・映画「焼肉ドラゴン」。

では、ありません!
一見なんとも滑稽なタイトルですけど、
内容はその真逆。

1960年代後半、戦後復興の好景気の波が少しずつ押し寄せ、東京オリンピクや大阪万博開催に沸き立つ日本。

その波に取り残された兵庫の伊丹空港のすぐそばで、飛行機の騒音と、公然とまかり通る人種差別に揉みくちゃにされながら、不条理に怒りながら、理不尽に涙を流しながら。それでも自分の居場所と家族を守るために生き抜いた、名もない在日外国人の家族のお話です。

もとは2008年に舞台上演され、そのあと2度の再演を経て満を持しての映像化。10年という時間を経ても、全く色褪せない作品でした。

ホルモン屋を営む寡黙な父と、肝っ玉のオモニ。子どもは3人。美人で優しい長女と、そんな姉に恋心を寄せながらも自分との結婚を選んだ旦那をどこかで許せない次女、高校で陰惨ないじめに遭い引きこもりになる三男。

みんな「今」が気にいらない。国籍を理由にまともな職にもつけず、そんな世間への恨み節を、バラック小屋のような小さな焼肉屋のテーブルで愚痴るほかない。その日々が鬱陶しい。戦争が残した人種差別の歪みに耐えながらも、ただただ、昨日より明日は少し幸せかもしれないよって言い聞かせて、もがている。

いろいろなフィルターを取っ払って、観てみると。これは家族がひたすら肩を寄せ合い、手を取り合って生きるお話しだと思う。家族だから、生まれた時からまとわりついてくる苛立ちは見てればわかる。わかりすぎて、つらい。家族とは「家族」という言葉以上の濃い絆があることを、切々と教えてくれる映画でした。

もっとワガママに言えば。
自分の国籍がどこにあるのかを棚上げして鑑賞することを許されるなら、本当に「日本のバカヤロウ」って思う。帰る場所を奪われて、この大嫌いな日本という土地で生きて行くしかない。この家族ごと、祖国に帰りたい。いますぐにでも。でも、叶わないと知ってる。

歴史を知らずに、どこかの誰かが在日外国人を差別したことを真似して、簡単に人を蔑み、石を投げつける。そんなスクリーンの中の“ニホンジン”に怒りと涙が止まらなくなる。

それでも。
最後のエンドロールまで観終わって、ふと思うのは、この映画は60年代の日本を描いたはずが、いまも何も変わっていないんじゃないかなってこと。

10年前の初演から色あせないのは、良い点ばかりじゃなかった。

私は、日本人です。この映画に出て来る「日本人」と同じです。棚上げにしていたことを、いま一度手元におろして考える。自分に問いかける。そんな時間をくれる、とても大切な機会を与えてくれる作品でもありました。

大泉洋とは、こんなに素晴らしい役者やったんですね。ずっと「どうでしょうの大泉くん」だったけど、この作品で、役者の魅力を見せつけられました。
ひょん

ひょんの感想・評価

4.0
熱くるしいほどの家族のお話。目を逸らしたくなる現実を真っ直ぐ生き抜いた人たち。お父ちゃんの「ちょっと昔の話していいか?」のくだりずっと残る。
17co

17coの感想・評価

3.7
どんな境遇にあっても、悩みや苦しみは尽きないのだけど、

この父母を見てると、当時の苦しみの断片を見る事が出来たような気がする。

皆んな凄味のある演技だったけど、父母の演技の深みに驚いた。
Satoyan32

Satoyan32の感想・評価

4.0
1970年大阪万博。小学6年~中1結構万博通ってました。月の石も見たし太陽の塔の中もエスカレーターで登りました。そんな時代背景のこの映画を身近に感じました。国籍やいろいろな境遇を超えて頑張って生きてゆく家族特にアポジ役のキム・サンホさんとオモニ役のイ・ジョンウンの演技に感動しました。
tomtomcafe

tomtomcafeの感想・評価

2.0
1970年代の関西。国有地にある在日韓国人の集落でひっそりと営まれている「焼肉ドラゴン」を舞台に、たくましく生きる一家が描かれています。
描くテーマはとてもよいのですが、ひとつひとつのエピソードが突然でした。
舞台が原作で、舞台のほうはみていないのですが、もしかすると映画にするときに細かなエピソードを省略したのかもしれません。