吉田ジャスティスカツヲ

クリード 炎の宿敵の吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)
5.0
試合を…止めるな❗️( ゚д゚)σ


今シリーズがすばらしいのは【『ロッキー』をきちんと継承していながら、いかにも今の時代ならではのリアリティと新鮮さがある】部分だと思うのです。


今回、全体に演出や展開はベタなんですが、前作および『ロッキー4』を総括する物語として全シリーズのスピリットは存分に込められているのではないでしょうか⁉︎
アドニス側とヴィクター側のドラマのバランスにも、作り手の苦心が見てとれます。

最初からシリーズの人気登場人物アポロの"息子"が主人公の物語なので、親子の物語なのは当然。
そのドラマが主人公だけでなく、ロッキーについて、そしてかつてのロッキーの敵ドラコとその息子についても描かれて、さまざまな親と子の形が浮かび上がってきます。

さらに主人公は子供の父親にもなり、
誰かの息子であることと、
親であること、
その両方を経験することになるのですよ。

「王者であることの恐怖」
「いま戦わなければ、何者でもなくなる」
というボクサーの本質を突き詰めるセリフも効果的。


地獄の猛特訓など【いい意味でのヤリスギな描写】だってシリーズファンにはうれしい…
って基本的に期待に応える要素は万全でしたよ👍


吉田も試合後(鑑賞後)とありまして、ここまで勢いで散文的にゴチャゴチャと書きましたが…
【なんならもう、イキナリ今回から観る女子だって大歓迎】ですわ‼️
1作目でも心に響いたアドニスとビアンカの恋は、今回さらに感動的に爆笑を誘います🤣
あのキュートなプロポーズシーンは、全女性を興奮させるはず‼️