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クリード 炎の宿敵のマグのレビュー・感想・評価

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)
4.6
監督が交代して不安だったが、前作同様に素晴らしい作品に!

前作は、親子をテーマにした脚本、迫力の試合入場と試合シーン、曲の演出 が素晴らしかったが、今作はしっかりとこれらのポイントを押さえており、続編として満足。

特に前作でケリをつけたロッキー要素をまた今作も引きずってることに脚本に不安を感じていたが、いやはやこの脚本が良い

クリード が父となる物語に加え、ロッキーで敗れたドラゴ親子の物語でもある。もはやドラゴ親子が第2の主人公。
ただの復讐心ではなく、彼らにも戦う目的がある。
単なる強敵として描くのではなく、ドラゴ親子のプライドがしっかり描いているからこそ、最後のシーンで涙腺崩壊。

前作に比べて、長回しによる試合シーンがなく緊張感がないのが残念だが、ドラゴ親子のシナリオは素晴らしく、ぜひとも見てほしい
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