KenichiAkagawa

クリード 炎の宿敵のKenichiAkagawaのレビュー・感想・評価

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)
4.3
「かつてリングで父アポロをドラゴに殺されたアドニスは、ドラゴの息子と対戦することに!」というお話し。

個人的に、ロッキーシリーズは4(炎の友情)のためにあったと思ってるぐらい4が大好きです。その話にどっぷりつながる今作は、もう見ない訳には行きません。

自分は基本、レンタルが開始してから自宅シアターで映画を楽しむ派なのですが、今回ばかりはガマンできずで劇場に行ってきました。

率直な感想は、過去の話を踏襲して、卒なく見事に仕上げたな!っていう印象で、十分満足です。4ほどインパクトはなかったものの、過去作のファンにはたまらないシーンの目白押しでしょう。

いっぱい語りたいことはありますが、ネタバレになりそうなので控えます。1つ、4の登場人物が年齢を重ね、同じ役で出てきてくれたのは嬉しいですね。特に元ドラゴ夫人は驚きでした。そして、4では表にでなかったドラゴ側の視点もしっかり描かれていて、敵側にも深みが出る演出は好感が持てました。

ただ、映画のCMで号泣している観客が紹介されてましたが、自分は泣けるところまでは行きませんでした。ただし、この作品でメインとなるドラマ部分は、最後にジーンとさせて終わるのでいいと思います。

それにしても、このシリーズはロッキーが実在していた人物なのでは?と錯覚させられますよね。(笑) フィラデルフィアには銅像もあるらしいですしね・・・

さて、本シリーズ、2作目にしてドラゴをもってきちゃった手前、この後どう展開させていくんでしょうね。まずは、BDの発売後、再チェックしたいです。期待してます!!
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