デカモタロー

クリード 炎の宿敵のデカモタローのレビュー・感想・評価

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)
4.3

クリード 炎の宿敵
ロッキーのリブート続編、クリードシリーズ2作目。
ロッキーシリーズを観ていない立場で楽しんでいる。

クリードがチャンピオンになり、結婚し子供ができる。
師ロッキーと父の因縁の相手の息子との防衛戦に挑む物語。

荒野のトレーニングはさらっとしてたけど、へんてこで面白い。
タイヤに片足ずつ突っ込んで、下がらずに戦い続けるトレーニングが熱かった。
腹にボールぶつけられるのも辛そうだった。

ロッキーのしゃべり方の重たい感じが笑ってしまう。

リングに上がったときの体の光がかっこいい。

あばらを折られて立ち上がる強さに感情移入して涙が出た。

決着は相手の気持ちが折れたことが決め手で良かった。
パワーの違いでどうしても勝てないと思ったが、
何度も立ち上がる強い気持ちでクリードが勝つというプロセスが
描かれていたように思う。

クリードの嫁さんと母親の心情が伝わってきて良かった。

物語はシンプルでクラシカルだけど、だからこそ面白かったし、熱かった。