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クリード 炎の宿敵のkyokoのレビュー・感想・評価

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)
3.8
泣いたな~
クリードjrじゃなくてドラゴjrに。

全体的に良くも悪くも祭りだった。
リンダハミルトンが出てきそうなニューメキシコの「虎の穴」とか(個人的にはロシアの雪山でトレーニングしてほしかったけど)、あのタイミングでのあの曲とか。嫁の歌での入場がかっこよすぎ(今作は特に音楽が◎)
祭は楽しかったけど、アドニスであまり泣けなかったのは、なんだかんだ言ってアドニスってものすごく幸せ者じゃん?って思っちゃったからかも。母親、愛する妻、娘(あまりのかわいさに悶絶)、そして父の意思を受けついだロッキーと、アドニスには最強の応援団がいる。
対してヴィクターは父親の怨念をはらすためだけに存在しているような、母の愛に飢えているかわいそうな子どもにしか思えず。
彼がリングサイドから客席を見たときの表情で涙腺決壊した。

ラスト、呪縛から解放されたように見える父子の表情も良かった。
今作はドラゴ父子と赤ちゃんで満足。
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