常世モコの映画100本ノック!99本目はこちら!!
クリード炎の宿敵 ということでこの作品について紹介していきます
ロッキーシリーズを今年初めてみて、ドはまりした私は、
クリード1作目の大ファンになりました…
以前1作目の方もレビューをしていて、
その時は☆5000という点をつけていました。よかったらそちらの動画も見てくださいね
◯で、クリード2作目のあらすじとしては…
ロッキーの良きライバルで合ったアポロの息子、アドニス・クリードは、
1作目でロッキーの元でボクシングを学び、その後チャンピオンにまで上り詰めていました。
そんなアドニスが、
ロッキー4/炎の友情で父・アポロを試合の最中に死なせた、あのドラゴの息子と戦うことになる
・・・というお話
できればロッキーシリーズ全てをみてから見てほしいですが、
最低限にするならば、ロッキー1作目、4作目、クリード1作目を見てからみていただきたいですね
で、私はこの6月に、休業明けの映画館で旧作を沢山上映していた中で、
このクリードも上映されていたので、クリード1作目→2作目の順に
連続してみてきました。
私はこの作品、正直クリード一作目が好きすぎて相当身構えて見ました
一作目を超えてこないかもしれないという謎の不安を感じてたんですね
ただそれでも、やっぱり、最高でした笑
大興奮で、嗚咽するくらい泣きました。
本作の評価は…☆6000です…一作目を…超えてきました…
で、この動画では、どうしてこんなにも私がどはまりしたのか?
この映画のどこがすごいのか?を語らせてください!
特に元気が欲しい人、挑戦している人、何かに躓いた経験のある人には刺さると思うんです…
気になる方には是非、ぜひとも見てほしい作品です。
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はい、で、ここからアツく説明していきます!!
◯で、どこがすごいのか??
その1:完全に分かっていても完全に泣いてしまう物語
・これはロッキーシリーズすべてに言えることなのですが、
・ストーリーのお決まりの流れは完全に理解していても、それでも楽しめる、
・偉大なるマンネリズムを抱えた作品群なんですよ
・そしてクリードは、ロッキーとアポロから生まれた話でありながら、
・それを新しいシリーズとして昇華させているところが最高なんです
・クリードらしさや、現代らしさもある、今だから作れる物語になってるんです
・前作もそうだったのですが、今回の「炎の宿敵」をみて、
・ロッキーシリーズのスピンオフ作品という枠に収まらない作品だと確信しました…
その2:敵が良い
・今回の作品、私がこれまでの作品と違うぞ、と思ったのがここですね、敵です。
・父を殺した宿敵、イワン・ドラゴの息子ですから、
・完全に因縁の戦いなんですよね…
・かつてのドラゴは、劇中サイボーグと呼ばれているように、台詞もほぼない、
・ただただでかくて強いてきだったんですよ
・それが、33年ぶりに現れたドラゴには人間らしい苦労の影が刻まれているんですよね
・33年前にロッキーに負かされた男が歩んできた道を想うと
・胸が苦しくなりますよね。
・そして今回、この敵のバックグラウンドが掘り下げられるんですよ…
・ドラゴとその息子がアドニスに必死で戦いを挑んでくる、ある理由があるんですけど、
・これを知ることで、ただの復讐劇ではなくなってくるというか、
・相手が必死に立ち向かってくることにすごく納得できるんです。
・そしてラストのドラゴ親子の関係性や彼らの姿にかなり泣いてしまいました。
その3:音楽の力
・この作品がさらに素敵になっているポイントは、ここにもあると思っています。
・アドニスの奥さんになるビアンカは進行性の難聴を抱えた歌手
・彼女の存在がさらにこの作品の演出を盛り上げてくれていましたね…
・彼女自身も自分の歌手としての夢をおいかけながら、
・アドニスの夢を応援しながら、子育てにも挑んでいく…
・彼女がアドニスと共に挑戦を続ける姿や彼らの関係性がとても素敵だなあと思いました
・加えて、あのロッキーのテーマが、
・アドニスのための曲としてアレンジされて出てくるのですが、
・これがまたマジで最強にかっこいいんですよ…
その4:物語の枠を超えた重み
・ロッキーというシリーズは、
・監督脚本主演を務める、シルベスタスタローンさん自身の人生の物語なんですよね
・それによって、「物語」であれながらそれ以上のパワーを持った
・作品になっていると私は思っていて…
・で、私はこの映画見終わってから、
・すぐに購入したパンフレットのインタビューをカフェで読んで、
・出演者たちの背景を知ってもう一回泣いたんですけど…
・ドラゴを演じたドルフ・ラングレンさん自身も、
・ロッキー4に出演した後、人生の中で挫折を味わっているんですね…
・そして、スタローンさん自身はロッキー4で共演した、
・ドラゴの奥さん役のブリジット・ニールセンさんと1年半で離婚し、
・その後息子の死も経験しているんです
・ちなみにそのブリジット・ニールセンさんも本作には出演しています
・そんな彼らの人生そのものが投影された本作だから、
・物語の枠を超えた力のある作品になっているのかなと思いました
・この作品の背景にある、出演者の人生をしると、
・もっと深みがでて泣かざるを得なくなるので、パンフレットもおすすめです
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本当にまっすぐに心が動く、最高の作品です。
ロッキーと出会えたから、私が100本ノックをここまで走ってこれたと言っても
過言ではありません
何があっても、何度でも立ち上がること、
信念を貫くことの大切さを教えてもらいました。
今元気が出ない人、ちょっと頑張れないひとにも見てもらいたい作品です。
劇場に3人くらいしかいなかったのですが、
私があまりにも号泣してて、こんなアツくなって恥ずかしいなーと思っていたら、
前の方に座ってたお兄さんが、クリードのTシャツ着てまして、
かなりのガチ勢だったので、すごくうれしくなりました笑
(YouTubeでも色々話しています!!)