カンパッチー

トゥルー・ロマンスのカンパッチーのレビュー・感想・評価

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)
4.5
何回観ても、面白い!
主演二人を好きにならずにはいられないというか、タラちゃん脚本だけどトニスコといい感じに融合しあって、いつものタラちゃん映画とひと味違う感じも好きなんですよね。タラちゃんが地獄の逃避行や俺たちに明日はないから着想を得ていたからこそ最後のエンディングに怒ったというのも分かるし、トニー・スコット監督が二人に感情移入というかこのカップルを好きになってしまい、殺せなくなってしまったという話も頷けるので自分的にはこのエンディング大好きです。

チョイ役が豪華なのもさすがですが、サミュエル・L・ジャクソンのチョイすぎるのには毎回笑ってしまいます。
しかし、クリストファー・ウォーケンとデニス・ホッパーの対峙シーンは本当に鳥肌が立つぐらいの名場面、こんなに笑いあっていていつ殺すんだ?とドキドキします。もちろんゲイリーオールドマンのポン引きもすごいし、こんだけチョイ役が個性が強すぎるのに上手く調和していてすごあかなぁと本当に感心してしまいます。

ハンス・ジマーのYou’re So Coolが好きすぎてサントラをすぐに買いました、今もWALKMANに入れてあるぐらい大好きなメインテーマです。このキレイなマリンバの音楽があったからこそ場当たり的なこのカップルが魅力的に思えてしまうんだと思います。
もし、まだこの作品を見ていない人がいるなら、知らないで見れて羨ましいです。本当に面白いし、ファッションも音楽も全部COOLです!今見ても古くない作品。