さとし

トゥルー・ロマンスのさとしのレビュー・感想・評価

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)
4.2
フィルムファン・クラシックス第二弾。
もうこの作品も25年が経つんですね。今見ても本当に面白いクライム サスペンスです。

見ていない人より見た人の方が多いと思うのであらすじはカットします。

クリスチャン スレイターは今でこそ「Mr.ロボット」で脇役やっていますが、当時はライジングスターとして期待されていました。個人的には「ブロークン アロー」のイメージが強いですね。あれもなかなか面白い作品です。パトリシア アークエットは最近出た「6才のぼくがお隣なるまで」の母親の役が良かったですね。あの映画は最後まで観ましたが、すごいプロジェクトでした。あとドレクソルがゲイリー オールドマンなんて信じられませんね。ヴァル キルマーはほんの少ししかでてませんし、そもそもサミュエル L ジャクソンは何だったのでしょうね。ジャクソンの場合は93年に今作とジュラシック パークに出た後よく年にパルプ フィクションい出てタランテイーノ作品の常連となります。ブラッド ピットはテルマとルイースの数年後でしたね。この作品から大きく飛躍を遂げます。

そして、何と言っても凄いのはクリストファー ウオーケンとデニス ホッパーの一騎打ちやアークエットが一人でヤツを撃退するシーンなんかも良いのですが、若干長かったようにも思います。ジェットコースターのシーンなんか好きですね。それから最期のホテルでの撃ち合いなんかも好きです。

監督はトニー スコット。ドアップの感じで彼の監督作だとわかりますね。脚本はタランテイーノなんですが、3分の1は彼が監督したという噂もあります。タランテイーノの場合はレザボア ドッグスがヒットしちゃって、その後パルプ フィクションが大当たりして伝説となっていきました。音楽を担当したのはまだ良かったころのハンス ジマーです。
この作品を観るきっかけは確か姉からビデオが回ってきた事ですね。レオンの時も書きましたが、そんな記憶があります。スレイターとアークエットはこの頃本当に付き合っていたそうです。キスせずにいられないのも何となくそんな感じです。

時間があっという間に過ぎて行く、そんな作品です。
さとし

さとし