QOTSAはPJと並んでここ数年我が家での最重要バンドですが、フロントマンのジョシュがイギー・ポップの新作に誘われたドキュメンタリーだなんて私得過ぎ、かつあまりニーズがなさそう、現にMark数めちゃくちゃ少ないし。
イギーが半生を振り返りつつ余生をどう過ごすか、みたいなとこもあるけど、70のじいさんが毎回上半身裸でステージに立ってることのクレイジーさ、でも素顔の彼は慎ましい生活してて(フロリダに住むって日本だと沖縄で隠遁みたいな感じなのかな)にこやかで、ぐるりと一周してきた感じ。
対するジョシュのクリエイティビティも素晴らしくて、イギーに歌わせてもジョシュ節がすごい、ついでにコーラスの声もデカい笑
ステージ上の彼はセクシーオーラ全開で最高です。
レコーディングスタジオがかの有名なジョシュアツリーにあって、見渡す限りの荒野、でも「毎日夕陽を見る事が大事」とか「みんなで一緒に飯を食って絆が深まる」とか、やんちゃしてたミュージシャンもシンプルなところに行きつくんだなと人生論ぽいところも良い。
ルー・リードもボウイも亡くなってしまったけど1番破天荒そうなイギーは意外と長生きしそうだな、新作も良かったけどあの豪華メンツでの「Lust for life」はこみ上げるものがありました。