ギャングースの作品情報・感想・評価

ギャングース2018年製作の映画)

上映日:2018年11月23日

製作国:

上映時間:120分

3.5

あらすじ

「ギャングース」に投稿された感想・評価

いで

いでの感想・評価

4.3
公開初週に観に行けなかったら、2週目にはもう朝一回しかやってなくて大慌てで仕事前に鑑賞。入江監督だから観ないとなぁとは思ってたけど、原作未読で話もしんどそうだし、映画館もイマイチであんまり気乗りしなかった。でも結局、入江監督のメジャー作で言えば1番良かったかも。

自分の知らない世界だし関わりたくないけど、他人事じゃない感がハンパない。今家や仕事があるからと言ってこの先ずっと大丈夫なんて思えないし、もし落ちてしまったら果たして自分は負のスパイラルから抜け出すことができるのか分からない。

半グレ相手とは言え、犯罪は犯罪でそこは決して美化していないし、でも彼らには食べていく術がタタキしかないと考えるのもわかる。だからこそ映画として面白かったが、精神的にしんどかった。主人公たちだけじゃなく、児童虐待、多重債務、詐欺、窃盗、人身売買などで酷い目にあってるのを見ると映画でもつらい。

しかも役者さんがみんないいから余計ツラい。特にあの虐待されてた子役の伊東蒼ちゃん!湯を沸かすほどの熱い愛でも強烈やったけど、幸薄い役どんだけうまいねん!

番頭役の金子ノブアキさんもスゴかった。あの演説シーンはめちゃくちゃ説得力あったし、終盤のセリフにはシビれた。ちょっと気になったけど、加藤ってサイケのお兄ちゃんなの?

林遣都くんに山本舞香ちゃんやちはやふるのチョロくんとか脇までみんな良かった。入江組には欠かせない板橋くんも出てたし。

タタキやアクションシーンも説得力があったし、初めから最後までずっとダレることなく見れた。ただ、最後のファンタジーはどうなんだろう。個人的にはあそこまで行くとエンタメとしてはいいけど、同じような境遇にいる人の救いにはならない気もする。でも本当の希望はラストシーンなんだろうし、一般の人に観てもらうためにも映画的な面白さを担保するためにもエンタメに振るのは仕方ないのかな

あとは今泉監督の存在感とおっぱい!
kyo

kyoの感想・評価

3.3
本人たちの周りで起こることが結構エグい話でした。ラストは少年マンガを彷彿とさせるような熱いバトルあり!タタキの方法に関してはすごくひねってるわけでもないので、ちょっと肩透かし。
龍昇

龍昇の感想・評価

3.5
好きな漫画の実写
磯野

磯野の感想・評価

3.7
ホウエン地方のノーマルタイプの
いかついポケモンの名前はザングース
Moto

Motoの感想・評価

3.3
まあまあ 面白くない事はないがめちゃ面白いわけではない
金子ノブアキとMIYAVIのセッションがいい感じ
わむ

わむの感想・評価

4.0
入江監督の作品が好きです。
いけない人たちのドキュメンタリーを見ている感じ、背徳感とワクワク。

金子ノブアキが1人いるだけで闇社会が即出来上がるのほんと最高ですよねありがとうございます。
バタコ

バタコの感想・評価

3.2
牛丼のシーンで泣きそうになった。ほんとうに仲良さそうで、温かさが伝わってきた。
もう少し過激に行くのかと思ったら 少しマイルドかな
Naoki

Naokiの感想・評価

3.1
少年時代
一歩間違えたら
タタキになっていたかもしれない。
R

Rの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

2018年のクライムムービー。

監督は「SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」の入江悠。

あらすじ

不遇な人生を送ってきた3人の少年サイケ(高杉真宙「見えない目撃者」)、カズキ(加藤諒「PRINCE OF LEGEND」)、タケオ(渡辺大知「見えない目撃者」)は犯罪者を対象に通称「タタキ」と呼ばれる窃盗を繰り返して生計を立てていた。そんなある日、ふとしたきっかけで振り込め詐欺のアガリ(収益金)の隠し場所を知ることとなった3人はそれによってタタキ稼業も軌道に乗り始めるが、その収益金のバックには犯罪営利カンパニーとして台頭する「六龍天」のものだった。

連載されている原作漫画が掲載雑誌「週刊モーニング」で表紙になった際に面白そうだなぁと思っていたところ、個人的に好きな監督である入江監督作で映画化されるということで、この度ようやくレンタルで鑑賞。

まず、主演である原作で言うところの「バックスカーズ」を演じた3人がなかなか面白いメンツ。

原作だと、どうやらカズキが主人公格らしいが、そこはエンタメを重視したのか、3人の中でもイケメンキャラであるサイケを主役に置いているんだけど、そんなサイケを演じたのが、現在公開中の「見えない目撃者」から「散歩する侵略者」の黒川清から「12人の死にたい子どもたち」の堤幸彦まで大物監督からのオファーも絶えない高杉真宙。

ライダーファンとしては「仮面ライダー鎧武」におけるミッチの印象が強いので、彼の近年の活躍っぷりは嬉しい限り。

他にも流石の顔面力な加藤諒君のコメディリリーフ&癒しキャラっぷり、渡辺大知の朴訥としつつ、本業アーティストながら器用な演じっぷりなど、今の旬の俳優陣でありながら、イケメンだけに頼らないバランスのとれた布陣が好感が持てる。

また、なんだかんだありながらこの3人がすげぇ仲良さげに見えるんだよなぁ。

ここら辺は不遇な環境監督で培った「絆」のような関係性が垣間見えてすごく良かったんじゃないだろうか。

他にも序盤から怒涛の講釈を垂れるオラついた金子ノブアキ(「ダイナー」)や外見はパジャマ姿という突飛なルックスながら、金子ノブアキ以上にやばすぎる雅-miyavi-(「ダイナー」)といった敵側が結構印象に残るアクトを見せてくれた。

特に雅はこれまでも「キングコング」などちょい役で見たことはあったが、ガッツリその演技を見たことはなかったので、なんかやっぱすげぇ良かった。ぶっ倒れるサイケたちを蹴り上げながら、叫び声を上げるその姿はアーティストとしての雅のシャウトを連想させ、やっぱこの人は声がいいんだなぁと改めて実感。

ラッパーの般若(「吾郎の新世界」)や斉藤祥太(「夢の続きをもう一度」)、斉藤慶太(「Heart Beat〜ハートビート〜」)といったそこいくかーという俳優チョイスも興味深かった。

お話部分では、こういうケイバーものの感じでいうと、大体そのスマートな手口を初めに見せて、進行していくんだと思うんだけど、このバックスカーズに関しては初っ端から、なんつーか力技で、それでいて一貫して、そのタタキがなかなか上手いこといかないっていうのが特徴的かな。

振り込め詐欺のリストを入手して、軌道に乗り始めたかと思えば、少年院時代のいじめっ子に見つかって全部持ってかれちゃうし(そこのシーンの胸糞悪さったらない。つーか、わざわざ尾行して住居破壊して、持ち去るって、たちが悪過ぎる)。

そのいじめっ子グループの1人、多分「ちはやふる」のヒョロ君を演じてた人だと思うんだけど、全然印象が違ったなぁ。

個人的には、ちゃんとそいつらに制裁なりなんなりするシーンがあったら溜飲が下がったんだけどなぁ(まぁ、終盤その他大勢と共にやっつけられるからいいんだけど)。

そんな失敗続きでも、お互い以外には、他に何も失うことのない3人、途方に暮れながらも最後はやってやるぜ!とばかりに何度も立ち上がる姿は、やっぱ見てて胸にくるものがある。

「失うもののがないからこその強さ」って、やっぱあるんだなぁ。

海外作品のようなゴージャス感はないものの、日本の貧困問題なども背景に絡めた、泥臭いながらも爽快感のある作品でした!
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