本当にこの映画に出てきたすべての人に入り込めて、これ見た後にどんなちょっとの意地悪でも出来ない洗礼感。
何だろう、この見た後のすごい心が洗われて綺麗になったんじゃないかと思う後味。サムの純粋で愛に溢れた人柄に心救われた。
チョコレート・ドーナツとはまた違った状況だったけど、親権問題とか世間の偏見とかこういう問題で実際に戦ってる人がいるんだよね。サムもルーシーもお互い大好きで一緒に暮らしたいって思ってるのに、そんな実の父親と娘の愛を遮る権利が誰にあるんですかって話。赤の他人に「ルーシーのためだ」って語れるもんか。
ショーンペンの演技には感無量ですが、ダコタファニングの可愛さにも感無量です。わたしがダコタファニング初めて見たのは宇宙戦争だったんだけど、その時にはもうお姉さんだった。
この時はただのベイビーちゃん。毎晩抜け出してサムの元へしぶとく行く感じが愛らしくて仕方ない。
人付き合いに悩んだり、疲れたりした時に見たいかな。自分もサムのような純粋な愛で人に接することをしなきゃ、と思える。
